ボルゴの火災の間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/23 14:59 UTC 版)
この部屋は、この部屋に飾られている絵画「ボルゴの火災」に因んで呼ばれている。この絵画は、バチカン近くのボルゴ (en) で発生した大規模な火事を、教皇レオ4世が十字を切って静めたという奇跡を描いている。この部屋は、ユリウス2世の後を継いだレオ10世が音楽に興ずる間とされた。この部屋の絵画の題材はレオ3世とレオ4世の生涯から取られており、「ボルゴの火災」の他に「レオ3世の宣誓」、「レオ3世のカール大帝への授冠」、「オスティアの戦い」がある。「ボルゴの火災」はラファエロが構図を完成させてはいたが、弟子たちがフレスコ画として完成させた。他の3つの絵画にはラファエロの関与はなく、弟子によって描かれた。
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