ホームズ・セット
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「ドラえもんのひみつ道具 (ほ)」の記事における「ホームズ・セット」の解説
ホームズ・セットは、「シャーロック・ホームズセット」(てんとう虫コミックス第3巻に収録)、「のび太のへそくりが消えた!?」(藤子・F・不二雄大全集第13巻に収録)に登場する。後者の初出タイトルは同じ「シャーロック・ホームズ・セット」(『小学三年生』1983年3月号掲載)だった。 シャーロック・ホームズのような名探偵になることのできる道具。ホームズの愛用品を模した以下の4つの道具から構成される。 手がかりレンズ 虫眼鏡型の道具。事件に関するものしか見えないので、手掛かりを的確に見つけることができる。後作「のび太のへそくりが消えた!?」の作中には登場していない。 推理ぼう 鹿撃ち帽のような帽子。これを頭に被り、帽子のつばを指で弾くとたちどころに頭が冴え渡り、どんな難事件も解決できる。テレビアニメ第2作第2期では、推理がひらめいた時の決め台詞がある。 レーダーステッキ たずね人ステッキのような働きをするステッキ。地面に立てると、事件の犯人の方角を指して倒れる。犯人が移動すると、倒れた状態のままステッキもその方向へと動く。 ズバリパイプ 喫煙用のパイプ型の道具。口に咥えて息を吹き込むとシャボン玉のような泡が出て、ふわふわと宙を漂い犯人のもとで破裂する。テレビアニメ第2作第2期では、同じ効果のズバリシャボンという道具に変更されている。 この道具の初出時エピソード「シャーロック・ホームズセット」の作中にてドラえもんはこの道具を「ホームズ・セット」と呼んでいるが、後作のエピソードである「連想式推理虫メガネ」(てんとう虫コミックス第32巻に収録)、「のび太のへそくりが消えた!?」(藤子・F・不二雄大全集第13巻に収録)の作中では「シャーロック・ホームズセット」と呼ばれている。 「連想式推理虫メガネ」(初出は「小学四年生」1982年3月号)では、この道具がすでに壊れて使用できなくなったことが判明しているが、後作の「のび太のへそくりが消えた!?」(初出は「小学三年生」1983年3月号)では、ドラえもんが再びこの道具を取り出している。 『のび太のひみつ道具博物館』では、この道具が主要な道具として登場する。 怪盗セット テレビアニメ第2作第2期「怪盗セット」(2013年2月15日放送)に登場。こちらは怪盗になれる道具。
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