プログラム電卓とポケットコンピュータ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/08 15:29 UTC 版)
「プログラム電卓」の記事における「プログラム電卓とポケットコンピュータ」の解説
「ポケットコンピュータ」も参照 1980年代、ハイエンドの電卓としてプログラム電卓とポケットコンピュータが存在しており、両者はよく似ている。例えば、どちらも非構造化BASICでプログラミング可能で、ほとんど例外なくQWERTY配列のキーボードを備えている。 しかし、次のような差異がある。 BASIC搭載のプログラム電卓には電卓型のキーパッドもあり、関数電卓のように扱えるモードを備えている。 ポケットコンピュータは、オプションで別のプログラミング言語を提供することが多い。例えばカシオ計算機のAI-1000(日本国外ではPB-2000)には、C、BASIC、Prolog(AI-1000のみ)、アセンブラ、(PB-2000のみ)LISPが提供されている。 メーカーは両方の機器を製品として取り揃えていることが多かった。カシオは、当初は型番において、プログラム電卓に "fx-" をつけ、ポケットコンピュータには "pb-" をつけていた(後にFX型番でもフルキーで電卓モードなしのポケコンも出している)。シャープはBASIC搭載の全ての製品をポケットコンピュータとして販売していた。
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