プレッシャーウェーブスーパーチャージャー
排気の圧力波のエネルギーを利用して新気を直接加圧する方式の過給機で、駆動ロスが少なく、応答性がよい。圧力波式過給機、コンプレックス過給機(BBC社登録商標)ともいう。クランクシャフトからベルト駆動されるハニカム状の円筒形ローターの一端から入った排気が、ローターのセル内に吸入されている新気を加圧して他端から押し出し、その後排気も出口から出て、そのとき生じる負圧により他端から新気を吸入し、新たに入ってくる排気で加圧して送り出すという作動を繰り返して過給を行う。ディーゼルエンジン用に適しており、マツダ・カペラ用RF型ディーゼルエンジンに採用された実績がある。
参照 スーパーチャージャープレッシャーウェーブ・スーパーチャージャー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/07 10:18 UTC 版)
プレッシャーウェーブ・スーパーチャージャー (Pressure Wave Supercharger) は、過給器の方式のひとつ。機械式のスーパーチャージャーや、排気の運動エネルギーを利用するターボチャージャーなどとは原理がまったく異なる。また、コンプレックスチャージャーとも呼ばれる。スイスのブラウン・ボベリ社(現アセア・ブラウン・ボベリ社、ABB)が開発した。和名は脈動型過給機。
- 1 プレッシャーウェーブ・スーパーチャージャーとは
- 2 プレッシャーウェーブ・スーパーチャージャーの概要
- 3 概要
- プレッシャーウェーブスーパーチャージャーのページへのリンク