【ブルンスム統連合軍司令部】(ぶるんすむとうれんごうぐんしれいぶ)
Allied Joint Force Command Brunssum(JEC-B)
NATO軍事部門(作戦連合軍)の中欧戦域における統連合軍司令部。
オランダ・ブルンスムのドイツ・オランダ国境付近に司令部施設がある。
1953年に「中央欧州連合軍」として設立され、フランスのフォンテーヌブロー城(現在は世界遺産に指定されている)に司令部が置かれた。
しかし、1966年に当時のド・ゴール大統領が独自外交路線を打ち出したことによりフランスがNATOを脱退したため、現在地に司令部が移転した。
現在では中欧戦域のNATO構成国による統連合軍を統括し、連合陸軍(司令部ドイツ・ハイデルベルク)、連合海軍(司令部イギリス・ノースウッド)、連合空軍(ドイツ・ラムシュタイン)を従える。
司令官
JEC-B司令官はドイツ軍、イギリス軍の交代で任命され、大将がなる。
1966年まではフランス軍の大将が司令官に就いていた。
ブルンスム統連合軍司令部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/11 13:58 UTC 版)
ブルンスム統連合軍司令部(ブルンスムとうれんごうぐんしれいぶ、英語:Allied Joint Force Command Brunssum、略称:JFC-B)は、北大西洋条約機構の軍事部門のヨーロッパ中央戦域の統連合軍司令部。オランダ王国リンブルフ州ブルンスム(en:Brunssum)の独蘭国境付近に司令部施設が所在している。1953年に設立され中央欧州戦域のNATO構成国による統連合軍を統括する。
- 1 ブルンスム統連合軍司令部とは
- 2 ブルンスム統連合軍司令部の概要
- 3 脚注
- ブルンスム統連合軍司令部のページへのリンク