ビエンナ【ビエンナ】(草花類)
登録番号 | 第4877号 | |
登録年月日 | 1996年 1月 19日 | |
農林水産植物の種類 | アルストロメリア | |
登録品種の名称及びその読み | ビエンナ よみ:ビエンナ | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 1999年 1月 20日 | |
品種登録者の名称 | タキイ種苗株式会社 | |
品種登録者の住所 | 京都府京都市下京区梅小路通猪熊東入南夷町180番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | アントニウス マリア クンスト | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,育成者所有の育成系統に「オーキッド」を交配して育成されたものであり,花色は側方外花被は先端部が明赤味紫,中央部が紫ピンク,下部及び縁部が黄白,側方内花被は上部が鮮紫ピンク,中央部が鮮橙黄,基部が紫白の切花向き品種である。 草丈は中である。茎の太さは中,色は明黄緑(JHS カラーチャート3505)である。葉の全形は披針形,長さは中,幅は広,表面の色は暗緑(同3707)である。開花の方向は咲き上る,散形花序の分枝数はやや少,1分枝当たりの花数は中である。花の長さ及び縦径は長,横径は中,側方外花被全形は倒卵形,内面の花色の模様はⅧ型,内面のAゾーンの色は明赤味紫(同8905),Bゾーンの色は紫ピンク(同8903),Cゾーンの色は黄白(同2501),条線は無である。中央外花被全形は倒卵形,内面の花色の模様はⅧ型,内面のAゾーンの色は明赤味紫(同8905),Bゾーンの色は鮮紫ピンク(同8904),Cゾーンの色は黄白(同2501),内面の条線は無である。側方内花被全形は倒披針形,内面の花色の模様はⅤ型,内面のAゾーンの色は鮮紫ピンク(同 8904),Bゾーンの色は鮮橙黄(同2205),Cゾーンの色は紫白(同8601),条線は有,数は多,大きさは大,分布は全体,色は暗灰紫(同8916)である。中央内花被全形は倒披針形,内面の花色の模様はⅤ型,内面のAゾーンの色は紫ピンク(同8903),Bゾーンの色は明橙黄(同2204),Cゾーンの色は紫白(同8601),条線は有,数は中,大きさは大,分布は全体である。花糸の主な色は桃,葯の色は暗緑黄(同2912),葯に対する柱頭の位置は葯より下位,開花の早晩は早である。 「セレナ」と比較して,葉の長さが短いこと,側方外花被及び中央外花被の内面の花色の模様がⅧ型であること,側方外花被及び中央外花被の内面の条線が無いこと,中央内花被の内面の条線の分布が全体にあること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,育成者がオランダ王国において,1988年に育成者所有の育成系統に「オーキッド」を交配して得られた実生の中から選抜したものであり,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,1991年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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