ヒシバッタ

デジタル大辞泉

ひし‐ばった【^×菱^×蝗】

読み方：ひしばった

直翅(ちょくし)目ヒシバッタ科の昆虫。地表面にすみ、体長約1センチ。体色は灰褐色に白や黒の斑紋がある。背面が平たくて菱形をし、後脚は発達してよく跳ねる。

難読語辞典

菱蝗虫

読み方：ヒシバッタ（ｈｉｓｈｉｂａｔｔａ）

ヒシバッタ科の昆虫

動物名辞典

菱蝗

読み方：ヒシバッタ（ｈｉｓｈｉｂａｔｔａ）

ヒシバッタ科の昆虫

学名 Acridium japonicum

菱蝗虫

読み方：ヒシバッタ（ｈｉｓｈｉｂａｔｔａ）

ヒシバッタ科の昆虫

学名 Acridium japonicum

ウィキペディア

ヒシバッタ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/07/30 01:14 UTC 版)

ヒシバッタ科
ヒシバッタ属（Tetrix）の一種
分類
界 : 動物界 Animalia 門 : 節足動物門 Arthropoda 綱 : 昆虫綱 Insecta 目 : バッタ目 Orthoptera 科 : ヒシバッタ科 Tetrigidae

ヒシバッタ（菱蝗虫）とはバッタ目ヒシバッタ科の昆虫の総称。菱形の体形をしており、短い前翅、腹部を覆い後方に伸びる前胸背板などが特徴。日本には約26種類が分布する。

ハラヒシバッタ

ハラヒシバッタ
分類
界 : 動物界 Animalia 門 : 節足動物門 Arthropoda 綱 : 昆虫綱 Insecta 目 : バッタ目 Orthoptera 科 : ヒシバッタ科 Tetrigidae 属 : Tetrix 種 : ハラヒシバッタ T. japonica
学名
Tetrix japonica
和名
ハラヒシバッタ

単に「ヒシバッタ」という場合、ハラヒシバッタ（Tetrix japonica）を指す。日本で最もよく見られるヒシバッタ科の種で、日本全土及びユーラシア大陸東部に分布する。

体長は7mm～11mm前後と小型で、褐色や土色の体色を持ち、背面に黒を中心とした（他に白・黄色）斑紋が浮かんでいることが多い。乾燥した草地から低湿地までの地表面に生息する。

害虫として農作物に対して害を加えることがままある。