バンコク初の西洋風ホテル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 21:24 UTC 版)
「マンダリン・オリエンタル・バンコク」の記事における「バンコク初の西洋風ホテル」の解説
1887年にバンコク初の西洋風ホテルとして、バンコクを流れるチャオプラヤー川のほとりにある大使館街の真ん中に作られた(現在もフランス大使館が隣接して建っている他、ポルトガル大使館が近隣に存在している)。 設立以来約130年に及ぶ歴史を誇り、作家のサマセット・モームやジョゼフ・コンラッド、ノエル・カワード、ジェームズ・ミッチナー(これらの4人の名前はスイートルームの名前として残されている)、タイ・シルク王として名高いジム・トンプソンなど数々の著名人が定宿としていたことでも有名である。モームのスィートルームは辻仁成の小説『サヨナライツカ』(2001)で「サマセット・モームがかつてこの部屋を愛し、ここに長期間滞在し、この街をモチーフにした幾つかの作品の創作や構想に明け葬れていたのだ」と紹介され日本でも有名になったが、実際はモームはその部屋でバンコクを舞台にした小説を執筆も構想もしていない。
※この「バンコク初の西洋風ホテル」の解説は、「マンダリン・オリエンタル・バンコク」の解説の一部です。
「バンコク初の西洋風ホテル」を含む「マンダリン・オリエンタル・バンコク」の記事については、「マンダリン・オリエンタル・バンコク」の概要を参照ください。
- バンコク初の西洋風ホテルのページへのリンク