ハーデンの時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 16:57 UTC 版)
「ヒューストン・ロケッツ」の記事における「ハーデンの時代」の解説
2016-17シーズン開幕前にハーデンが契約を4年延長し、ロケッツは長期的にハーデン中心のチームとしていくこととなった。新HCに就任したマイク・ダントーニはハーデンにポイントガードの役割を与えた。するとハーデンはトリプル・ダブルを量産するなど、MVP級の活躍を披露。更にクリント・カペラのセンター起用も的中するなど、リーグ屈指の攻撃力を展開し、55勝27敗でシーズンを終えた。カンファレンス第3シードでプレーオフに進み、ファーストラウンドでオクラホマシティ・サンダーとの対戦となった。第3戦のアウェイ初戦で1ゲームを落としたが、4勝1敗でセミファイナルへ進んだ。セミファイナルのサンアントニオ・スパーズ初戦では持ち味のオフェンス力が弾け、124-99で勝利したが、第2、3戦ではスパーズのディフェンス力とカワイ・レナードの活躍に押し切られ連敗した。続く第4戦で、エリック・ゴードンの6本を筆頭にスリーポイント19本を44.2%の成功率で決め、125-104の大差でシリーズをタイに持ち込んだ。シリーズの分岐点となる2勝2敗で迎えた第5戦は両チーム譲らず、レナードが左足首捻挫により途中退場する中、オーバータイムに縺れ込み、ロケッツ有利かと思われたが、ダニー・グリーンの7得点と、ジェームズ・ハーデンのラストショットがベテランマヌ・ジノビリによってブロックされるなど3点差で逃げ切られ、後がなくなった。第6戦は、最終戦に向けてレナードを休ませたスパーズであったが、これまで今ひとつ波に乗れていなかったラマーカス・オルドリッジに当たりが戻り34得点、12リバウンドを与える一方で、ロケッツはハーデンが10得点、6ターンオーバーに抑え込まれ、114-75の大差で敗れ、シーズンアウト。
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