ハルペラ メルシナエとは? わかりやすく解説

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ハルペラ メルシナエ

和名:ハルペラ メルシナエ
学名Harpella melusinae
    
分布日本イギリスアメリカ
 
写真(上):ブユ中腸付着しているHarpella melusinae
説明
ハルペラ目のハルペラ科に属すブユ幼虫中腸付着生活する糸状菌枝分かれしない本の菌糸が,中腸の壁に付着器で付着している。菌糸からは数個の「の」の字のような渦巻き状の胞子嚢形成され,その中に,「の」の字型の胞子が1個入っている。この胞子嚢菌糸から離脱して肛門から出て行き次の感染源になる。は,寄主成虫になると卵巣の中に休眠胞子形成する休眠胞子は卵の表面付着した状態で産卵され,外界にでた休眠胞子感染のための胞子作る。その胞子を,孵化した幼虫食べ,親から子に直接感染起きるようである。ブユ幼虫のHarpellaの感染率はとても高いことが知られていたが,このような生活環よるもの考えられている。
ブユの中腸に付着しているHarpella melusinae




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