ハニードロップ【ハニードロップ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10159号 |
登録年月日 | 2002年 3月 25日 | |
農林水産植物の種類 | オンシジウム | |
登録品種の名称及びその読み | ハニードロップ よみ:ハニードロップ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 沖縄県花卉園芸農業協同組合 | |
品種登録者の住所 | 沖縄県浦添市字勢理客555番地の29 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 園田茂行、具志堅悟 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「ゴアラムゼイ」の変異株を育成したものであり、花はセパル及びペタルが明緑黄の地色に濃緑黄色の虎斑、リップは明緑黄色の単色で鉢物向きの小輪花である。株の大きさは中、草姿は斜上である。ぎ球茎の正面の形は長楕円形、平面の形は楕円形、溝(稜)の有無は有、高さは76~100㎜、長径は21~30㎜である。葉の正面の形は線状披針形、横断面の形はⅢ型、向きは直立、下垂性は強、長さはやや短、幅は中、表面の色は緑、全葉数は5枚である。花序の型は複総状、分枝回数は2回、無限花序の性質の強さは無、花序の長さはやや長、幅は中、花数は多、花茎の抽出方向は斜上、強さは強、花型は平、距の有無は無、花の横径及び縦径は小である。ドーサル・セパルの正面の形は広線形、先端の形は鈍形、ねじれの程度は無、長さはかなり短、幅はかなり狭、ラテラル・セパルの正面の形は披針形、先端の形は不等鈍形、ねじれは無、長さは短、幅はかなり狭、ペタルの正面の形は線状長楕円形、先端の形は微突形、ねじれは無、周縁の波打ちは有である。リップの正面の形はⅣ型、先端の形は心形、側裂片の大きさは小、長さ及び幅は中である。花色はセパル及びペタルは明緑黄(JHS カラーチャート2905)の地色に濃緑黄(同2708)の虎斑が入る、リップは明緑黄(同2704)の単色、カルス周辺の色は黄色である。花の香りは無、開花期は不定期である。「タカ」と比較して、セパル及びペタルの地色が明緑黄で斑の色が濃緑黄であること、カルス周辺の色が黄色であること等で、「ピュアイエロー」と比較して、ドーサル・セパルの正面の形が広線形であること、セパル及びペタルの斑の形が虎斑であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成6年に出願者の委託先の温室(沖縄県名護市)において、「ゴアラムゼイ」の変異株を発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「サマータイム」であった。 |
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