トビアスと天使 (ヴェロッキオ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/11/13 17:11 UTC 版)
『トビアスと天使』（トビアスとてんし、伊: Tobiolo e l'angelo, 英: Tobias and the Angel）は、イタリアのルネサンス期のフィレンツェの画家アンドレア・デル・ヴェロッキオ[1]の工房が1470年から1475年頃に制作した祭壇画である[2]。テンペラ画。主題は『旧約聖書』外典の｢トビト書｣で語られているトビアスと大天使ラファエルの物語から取られている。ヴェロッキオの『キリストの洗礼』（Battesimo di Cristo）と同様に、当時ヴェロッキオの弟子であったレオナルド・ダ・ヴィンチの筆が入っていると指摘されている。現在はロンドンのナショナル・ギャラリーに所蔵されている[2][3]。
- ^ Michael Wilson 1977, p.42.
- ^ a b c d e f g h “Workshop of Andrea del Verrocchio, Tobias and the Angel”. ナショナル・ギャラリー公式サイト. 2022年10月30日閲覧。
- ^ a b c d e f g “Verrocchio”. Cavallini to Veronese. 2022年10月30日閲覧。
- ^ 「トビト書」3章16-17。
- ^ 「トビト書」5章1-6。
- ^ 「トビト書」5章16。
- ^ 「トビト書」6章1行‐8行。
- ^ 「トビト書」8章。
- ^ 「トビト書」9章。
- ^ 「トビト書」11章11-14。
- ^ David Allan Brown 1998, pp.47–50.
- ^ Martin Kemp 2011, p.251.
- ^ a b David Allan Brown 1998, pp.47–56。
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