デューク (アルバム)とは? わかりやすく解説

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デューク (アルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/14 07:47 UTC 版)

デューク
ジェネシススタジオ・アルバム
リリース
録音 1979年11月-12月
スウェーデン ストックホルム ポーラー・スタジオ英語版
ジャンル プログレッシブ・ロックポップ・ロック
時間
レーベル カリスマ・レコードアトランティック・レコード
プロデュース デヴィッド・ヘンツェル、ジェネシス
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 1位(イギリス[1]
  • 2位(ドイツ[2]
  • 4位(ノルウェー[3]
  • 9位(スウェーデン[4]
  • 11位(アメリカ[5]
  • 12位(オランダ[6]
  • 13位(ニュージーランド[7]
  • 14位(オーストリア[8]
  • ジェネシス アルバム 年表
    そして3人が残った
    (1978年)
    デューク
    (1980年)
    アバカブ
    (1981年)
    ミュージックビデオ
    「Duchess」 - YouTube
    「Misunderstanding」 - YouTube
    「Turn It On Again」 - YouTube
    テンプレートを表示

    デューク』(Duke)は、イギリスプログレッシブ・ロックバンドジェネシス1980年に発表した10作目のスタジオ・アルバム。メンバーが3人になってからは2作目に当たる。ジェネシスにとって初の全英アルバムチャート1位獲得作品となった[1]

    背景

    前作『そして3人が残った』(1978年)から本作リリースまでの間、メンバーは個々の活動に入った。1979年にはフィル・コリンズブランドXに再加入し[9]、同年、トニー・バンクスが初のソロ・アルバム『キュアリアス・フィーリング』をリリース。また、1980年にはマイク・ラザフォードも初のソロ・アルバム『スモールクリープス・デイ』をリリースした。

    本作のレコーディングにおいて、ジェネシスは初めてドラムマシンを使用した[10]。ジャケットの絵は、フランスの絵本作家リオネル・コクランフランス語版が描いた「アルバート」というキャラクターである[10]

    反響・評価

    本作は1980年4月5日付の全英アルバムチャートで1位を獲得し、翌週も1位にとどまった[11]。本作からは「ターン・イット・オン・アゲイン」(全英8位[1]・全米58位[12])、「ダッチス」(全英46位[1])、「ミスアンダースタンディング」(全英42位[1]・全米14位[12])がシングル・ヒットした。

    音楽評論家のStephen Thomas Erlewineはオールミュージックにおいて「バンドはポップ・ソングでこのアルバムを作り上げたとはいえ、締めくくりの『デューク組曲』からも明らかなように、プログ色も大量に投与されている」と評している[13]

    収録曲

    特記なき楽曲はフィル・コリンズマイク・ラザフォードトニー・バンクスの共作。

    1. 「ビハインド・ザ・ラインズ」 - "Behind the Lines" - 5:31
    2. 「ダッチス」 - "Duchess" - 6:37
    3. 「ガイド・ヴォーカル」 - "Guide Vocal" (バンクス) - 1:21
    4. 「マン・オブ・アワ・タイムズ」 - "Man of Our Times" (ラザフォード) - 5:35
    5. 「ミスアンダースタンディング」 - "Misunderstanding" (コリンズ) - 3:15
    6. 「ヒートヘイズ」 - "Heathaze" (バンクス) - 4:59
    7. 「ターン・イット・オン・アゲイン」 - "Turn It on Again" - 3:52
    8. 「アローン・トゥナイト」 - "Alone Tonight" (ラザフォード) - 3:57
    9. 「カル・デ・サック」 - "Cul-de-Sac" (バンクス) - 5:04
    10. 「プリーズ・ドント・アスク」 - "Please Don't Ask" (コリンズ) - 4:02
    11. 「デュークス・トラベルス」 - "Duke's Travels" - 8:38
    12. 「デュークス・エンド」 - "Duke's End" - 2:10

    参加ミュージシャン

    アディショナル・ミュージシャン

    脚注


    「デューク (アルバム)」の例文・使い方・用例・文例

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