ツクリモノとは? わかりやすく解説

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つくり‐もの【作り物】

読み方:つくりもの

の手実物そっくりに作ったもの。まがいもの人造物。模造品。「—のダイヤの指輪

事実基づかず虚構によって作り出した事柄、または文学作品

何だ小説か—のようで」〈逍遥当世書生気質

能や狂言で、舞台据え簡単な装置。山・舟・宮殿釣鐘など。小道具にもいう。

歌舞伎などの芝居で、舞台装置のこと。大道具

祭礼などで、趣向こらした人形など飾りもの。

田畑作るもの。農作物

「あの者が—少しも損ねざるやうに」〈浮・桜陰比事・二〉


作り物

読み方:ツクリモノ

作り物とは、竹で骨組み作り、白い布を巻いて形作った、能の舞台装置のこと。

演目によって、白い布を巻くのではなく、黒い布を張り巨大なのようなものを作る場合あります

いずれにせよ、この作り物は記号のようなものです。
現代劇のような写実的な大道具ではありません。

また、舞台のたびに、新しいものが作られます。
この作り物を作ることも、シテ方大切な修行ひとつだそうです

関連用語
シテ



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