ダエモニア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/22 05:42 UTC 版)
ディアボロス・タロットによって、魂を乗っ取られ、化物と化した人間のこと。カードが分裂することにより個体を増やしていく。乗っ取られる側の人間は、乗っ取られる以前から現実世界で何らかの重大な悩み・苦しみ・悲しみ、もしくは歪んだ欲望・思想を抱えており、それらの「負の感情」をディアボロス・タロットにつけ込まれ、ダエモニアと化してしまう。その後は破壊・殺戮行動を繰りかえし、この世界に災いをもたらす。破壊・殺戮行為を行っているダエモニアはタロット使いにしか視認できず、その行為は他の者には自然現象や事故にしか見えない。後述の月詠るなのケースを除き、破壊・殺戮行動を行わないときは、外見は普通の人間と変わらない姿をしており、通常の人間らしい社会生活を送ることも可能。しかし、ディアボロス・タロットの支配と呪縛からは未来永劫逃れられることはない。その破壊・殺戮行動を無力化させるには、そのダエモニアがもつディアボロス・タロットを破壊し、その人間の生命活動を停止させること、すなわち殺害することで殲滅する以外には手段がない。ダエモニア化は感染症と同じで、その増殖自体には意志は無いとされているが、ケルブレムのように感染源自体が意志を持って感染させている場合は話は別である。タロット使いでなければ殲滅はできないが、タロット使いの血筋の者が持つ護符で目晦まし程度の応戦はできる。なお、ダエモニア殲滅終了後は現実世界の全ての人間がそのダエモニアとなってしまった人物に関する全ての記憶を喪失する。
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