精の乙女【セイノオトメ】(草花類)
登録番号 | 第14944号 | |
登録年月日 | 2007年 3月 2日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 精の乙女 よみ:セイノオトメ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「紅精興」に9月咲紅色系輪ギクを交配して育成されたものであり、花は赤紫色の中輪で切花向きの品種である。開花時の草丈はやや長、節間長は短、茎の太さはやや細、色は緑と紫及び褐である。たく葉の大きさはやや大、葉の着き方は上向き、葉長及び葉幅は中、葉の縦横比はやや小、光沢は中、一次欠刻の深さはやや深、基部の形は円、表面の色は中である。側らいの数はやや少、舌状花の重ねは八重、花の大きさは中、厚みはやや低、花首の長さはかなり短、花たくの形は中央部のへこんだドーム状である。舌状花の多少は中、向きは水平、主要な形はさじ弁、花筒部の長さはやや短である。外花弁の長さ及び幅は中、花弁先端の形は丸、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁及び内花弁の表面の色は赤紫(JHS カラーチャート9214)、裏面の色は穏紫ピンク(同9212)である。管状花の花冠の深裂の程度は小である。生態分類型は夏秋、開花の早晩性は晩である。「精興の歌」及び「精興天狗」と比較して、花弁先端の形が丸いこと、外花弁表面の色が赤紫であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成10年に出願者のほ場(広島県福山市)において、「紅精興」に9月咲紅色系輪ギクを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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