スーパーストラットサスペンションとは?

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スーパーストラットサスペンション

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2009/12/07 14:37 UTC 版)

スーパーストラットサスペンション(Super strut suspension)とはトヨタが開発した自動車用高性能サスペンション。略称はSSサス1991年にAE101型カローラレビン/スプリンタートレノに初めて採用された。

解説

スーパーストラットサスペンションはダブルウィッシュボーンに対抗し得る性能を追求した、いわばマクファーソンストラット式サスペンションの変形である。複雑なリンク機構で独特の動きをし、操縦安定性や旋回時のグリップ限界を大幅に高めている。元々マクファーソンストラット式サスペンションだった車両に対し(車両側の改造を必要としないで)装着可能なものが要求されたが、その条件を見事にクリアした。

マクファーソンストラット式のL型ロワアームに対し、スーパーストラットはロワアームを二分割しており、その一方にキャンバーコントロールアームを装備、そこから特殊形状のストラットとつながっている。このためキングピン軸をタイヤ内に仮想、キングピン角を14°から6°へ、スピンドルオフセットを66mmから18mmへと大幅に小さくする事が出来た。そのおかげで、LSD装着のハイパワーFF車に顕著なトルクステアを低減している。ボールジョイントを積極的に用いたことで、剛性確保と摩擦低減も実現している。

ストローク時は、キャンバーコントロールアームがストラット上部を内側に引き寄せる事で、キャンバーはネガティブに変化。対地キャンバーの確保に成功している。ストラット本体の傾きはマクファーソンストラット式とは逆になる場面もある。ただし、短いキャンバーコントロールアームの有効可動範囲が狭い事もあり、サスペンションのストローク量そのものは少ない。

様々なメリットがある反面、マクファーソンストラットに比してバネ下重量が重くなることと最小回転半径が大幅に大きくなるデメリットがある。また、舵角の大きい時に操舵に違和感を覚えることがある。

キャンバーコントロールの仕組み

採用された車種

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