スウェーデン=ノルウェー
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スウェーデン=ノルウェー(スウェーデン語: Svensk-norska unionen, Unionen mellan Sverige och Norge, ノルウェー語: Unionen mellom Norge og Sverige)は、1814年から1905年に存在したスウェーデンとノルウェーの連合王国である。このとき両王国は、キール条約、ノルウェーの独立宣言、スウェーデンとの短い戦争、1814年8月14日のモス条約、および12月31日のノルウェー憲法改正を経て、一人の君主のもとでの同君連合として結ばれていた。同じ日にノルウェー議会は国王にスウェーデン王カール13世[3]を選んだ。
- ^ Tacitus.no - Skandinaviens befolkning (in Swedish)
- ^ SSB - 100 års ensomhet?Norge og Sverige 1905-2005 (in Norwegian)
- ^ ノルウェー王としてはカール2世として即位。
- ^ a b Derry, T.K. (1973). A History of Modern Norway; 1814–1972. Clarendon Press, Oxford. ISBN 0-19-822503-2
- ^ Gjerset, Knut (1915). History of the Norwegian People, Volumes II. The MacMillan Company. ISBN none
- ^ Prestegjeld はノルウェー国教会による運営上の地理区分
- ^ Derry, T.K. (1960). A Short History of Norway. George Allen & Unwin. ISBN none
スウェーデン=ノルウェー
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「ノルウェーの歴史」の記事における「スウェーデン=ノルウェー」の解説
詳細は「ナポレオン戦争」、「ノルウェー王国憲法」、および「スウェーデン=ノルウェー」を参照 19世紀にはフランス革命、ナポレオン戦争の影響はこのノルウェーにも及び、民族主義に基づく独立が模索された。デンマークがナポレオン戦争で敗戦国になり、1814年のキール条約でノルウェーがスウェーデンへ割譲されることになると、ノルウェーは独自の憲法を制定し、独立を試みたが列強はこれを承認しなかった。スウェーデン王太子カール14世ヨハンの軍に屈服したノルウェーは、同年11月にモス条約を結び、スウェーデンのベルナドッテ王朝の支配を受けることになった。しかしノルウェーは、スウェーデンの立憲君主制のもとで独自の政府および議会ストーティングを開く事を許され、自立の道を歩んでいく(スウェーデン=ノルウェー)。 この新たな同君連合のもと、ノルウェーは国内政治を改革し、海運、製鉄、造船、漁業などの諸産業を振興していった。19世紀中葉、北欧全土で沸き上がった汎スカンディナヴィア主義にノルウェー国民も共鳴したが、最終的に挫折した。以後、ノルウェーは、スウェーデン政府からの自立を目指す様になり、1890年頃から独立を模索する様になった。
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