しろ‐はまぐり【白×蛤】
読み方:しろはまぐり
ホンビノスガイの別名。
ホンビノスガイ
(シロハマグリ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/12 03:46 UTC 版)
ホンビノスガイ(漢: 本美之主貝、英: Hard clam、学名: Mercenaria mercenaria)は、二枚貝綱マルスダレガイ科の一種。海岸に近い潮間帯の砂や泥の中に生息する。原産分布海域は北アメリカ大陸の大西洋側[1][2] である。食用になるため、アメリカ合衆国西海岸やヨーロッパ、台湾、中華人民共和国などに移入されている[3]。日本の東京湾などにも定着し、後述のとおり漁獲対象になっている。
- ^ a b 外来生物と沿岸環境 (PDF) 浅沼講義サイト
- ^ 杉原奈央子「東京湾湾奥部における外来種ホンビノスガイ( Mercenaria mercenaria )の生態に関する研究」,東京大学学位論文 博農第3977号, doi:10.15083/00007301
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- ^ 「白はまぐり」の正体は? 東邦大学理学部 東京湾生態系研究センター
- ^ 魚介類の名称のガイドラインについて 水産庁 平成19年7月
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- ^ 西村和久「東京湾奥アサリ漁場に生息するホンビノスガイ(移入種)について」『日本貝類学会連絡誌・ちりぼたん』第36巻第3号、2005年、NAID 110004997585。
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- ^ 大谷道夫「日本の海洋移入生物とその移入過程について」『日本ベントス学会誌』2004年 59巻 p.45-57, doi:10.5179/benthos.59.45
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- ^ 中村泰男、金谷弦、小泉知義、牧秀明「大井人工干潟(京浜運河・東京湾)周辺の環境変動と二枚貝の生残:とくに溶存酸素濃度と底泥硫化物に着目して」『水環境学会誌』2012年 35巻 8号 p.127-134, doi:10.2965/jswe.35.127
- ^ “船橋名産「ホンビノス貝」について詳しく調べてみた【後編〜漁に密着〜】”. 鎌ケ谷船橋あたり (2017年10月1日). 2023年8月9日閲覧。
- ^ “ど迫力の漁を間近で体感!!~船橋漁協スズキ漁&ホンビノス貝漁の漁業体験ツアー~”. 3分休憩 (2015年12月25日). 2023年8月9日閲覧。
- ^ ホンビノスガイ (PDF) 千葉県
- ^ a b 「ホンビノス貝、船橋の名物に/水揚げ量 日本一肉厚で風味豊か/クラムチャウダーでうま味凝縮」『日経MJ』2020年3月9日(フード面)
- ^ 『平成29年度千葉ブランド水産物の認定について』(プレスリリース)千葉県農林水産部水産局水産課、2017年11月20日。 オリジナルの2017年12月24日時点におけるアーカイブ 。2023年8月9日閲覧。
- ^ a b 「ホンビノスガイの資源管理」『日経MJ』2020年3月2日(フード面)2020年3月8日閲覧
- ^ 【彩時季】ホンビノス貝 アサリの半額、調理簡単『日本経済新聞』夕刊2020年2月22日(2020年3月8日閲覧)
- ^ 「お手頃 ホンビノス/ハマグリに似た外来種/砂抜き不要 調理簡単」『読売新聞』朝刊5月30日
- 1 ホンビノスガイとは
- 2 ホンビノスガイの概要
- 3 別名
- 4 漁業
- 5 料理
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