サンジェイド【サンジェイド】(草花類)
登録番号 | 第15219号 | |
登録年月日 | 2007年 3月 15日 | |
農林水産植物の種類 | ファレノプシス | |
登録品種の名称及びその読み | サンジェイド よみ:サンジェイド | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 八木幹男 | |
品種登録者の住所 | 静岡県牧之原市細江220番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 八木幹男 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「Rose Tris」に「Brother Passat」を交配して育成されたものであり、花はセパル及びペタルが淡橙黄の地色に濃紫ピンク色の点斑及び脈斑が入る、平咲きのやや小型種である。株の大きさはやや小、草姿は横性である。葉の正面の形は広線形、先端の形は鋭先形、横断面の形はⅢ型、向きは斜上、ねじれは無、幅は51~75㎜、長さは20.1~30㎝、表面の色は暗緑である。花序の型は総状、花数は11~15、花型は平、花の横径は5.1~7.5㎝、縦径は3.1~5.0㎝である。ドーサル・セパルの正面の形は楕円形、先端の形は凹形、周縁の波打ちは無、ラテラル・セパルの正面の形は長楕円状披針形、先端の形は微突形、周縁の波打ちは無である。ペタルの正面の形は半円形、先端の形は円形、周縁の波打ちは無である。リップ中央裂片の正面の形はⅢ型、横断面の形はⅣ型である。花色はセパル及びペタルは淡橙黄(JHS カラーチャート2202)の地色に濃紫ピンク(同9213)の点斑及び脈斑が入る、リップの中央裂片は橙(同1606)の地色に紫赤(同9714)の縞斑が入る、側裂片の色は明黄橙(同1905)の地色に紫赤(同9714)の胡麻斑及びぼかしが入る。花の香りは無、開花期は春である。「Taisuco Riosan」及び「Doritaenopsis Taida Salu」と比較して、セパル及びペタルが淡橙黄の地色に濃紫ピンクの点斑及び脈斑が入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成9年に育成者の温室(静岡県牧之原市)において、「Rose Tris」に「Brother Passat」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、16年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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