サブフレーム
FF車ではエンジンとトランスミッション、デフが一体になっている。このユニットを車体から切り離したクロスメンバーに防振支持し、さらにクロスメンバーを車体にラバーマウントで取り付けることによって、振動騒音を2重に絶縁して室内への振動騒音伝達を低減できる。同様に、FR車の終減速機(デフ)を独立したクロスメンバーに防振支持し、さらに車体にラバーマウントすればデフ音(ギヤ音)の室内伝達を2重に低減できる。このクロスメンバーをサブフレームと呼ぶ。また、サスペンションアームのピボットをこのクロスメンバーに組み付ければ、路面からの振動も絶縁しやすい。サスペンションのばねをサブフレームに組み付けることも多い。
参照 サスペンションメンバーサブフレーム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/12 10:08 UTC 版)
近代の車種では設計や加工技術が進んだことで、フレームは単車として必要十分な強度を持たせて軽量化しているが、側車を取り付ける強度までは確保されていない場合が多い。そのために追加のフレームで補強する場合が多い。
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