ゴジラシリーズに関するエピソード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 15:52 UTC 版)
「宝田明」の記事における「ゴジラシリーズに関するエピソード」の解説
『ゴジラ』の撮影初日には、撮影現場にて「主役の宝田です」と挨拶したところ、照明スタッフから「主役はゴジラだ!」と怒られ、ゲンコツをもらったと語っている。一方、円谷英二からは「主役だから頑張りなさい」と言葉をかけられたという。 『ゴジラ』の内容については、「核兵器を作り出した人類への警鐘」と受け止めており、ゴジラが死ぬ場面には涙したという。 『ゴジラvsモスラ』への出演が決まる前には、『モスラ対ゴジラ』を観て感激したというファンから「ぜひ出演してほしい」との懇願が書かれた手紙をもらっていた。同作品の撮影現場では、第1作からプロデューサーを務めてきた田中友幸が病身をおして宝田を訪ねており、対面した際に田中は涙していたという。 映画『GODZILLA』が公開された際には、主演のジャン・レノと対面したが、彼は『ゴジラ』のファンであったものの宝田が存命であったとは知らなかったらしく、シーラカンスを見たかのような顔をしていたという。 2014年に公開されたハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』に出演した際には、カメオ出演として撮影が行われた。最終的に出演シーンはカットされたが、エンドロールにはクレジットされている。 自身が出演した200本近い映画のうち特撮作品は十数本であるが、「自身の経歴の中でも重みがある」、「人間の作り出す可能性の凄さを感じられる」と語っている。また、「ゴジラは最強のクラスメート」を謳い、次に『ゴジラ』作品に出演する際は「ゴジラとアイコンタクトで意思疎通が出来る人間」を演じたいと語っている。
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