コンプレッションリング
複数個あるピストンリングのうち、オイルリング以外のピストンリングのことをいう。ピストンのもっとも上のリング溝に装着されるリングを第1圧縮リング、もしくはトップリングと称し、バレル型やテーパー型、あるいはキーストン型が多く使われる。圧縮リングが2本あるものにおいては、下方のリングを第2圧縮リングといい、テーパー型が多く使われる。最近ではフリクションの低減とピストン重量の軽減のために圧縮リングを1本とし、オイルリングと合わせて2本リング式が多く使われるようになってきた。
コンプレッションリング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/10 15:06 UTC 版)
「ピストンリング」の記事における「コンプレッションリング」の解説
ピストンとシリンダー内壁の間のすき間を無くし、燃焼室からクランクケース側へ圧縮ガスが抜けること(ブローバイ)を防ぐためのもの。合い口が開いており、運転状態では合い口がほぼ閉じた状態になる。自由状態でのリング径はシリンダーより大きく、シリンダー内への装着時は、自身の外側へ開こうとする力でシリンダー内壁に密着する。
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