コルヌコピアとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 学問 > 世界宗教用語 > コルヌコピアの意味・解説 

コルヌコピア 【cornucopia】

花・葉果実満たされ角杯、あるいはその図柄をいう。コピアはローマ豊饒の女神の名で、豊かさ象徴とする。「豊饒の角」と訳す。

コルヌコピア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/26 03:34 UTC 版)

コルヌコピアイタリア語スペイン語: Cornucopia)、コルヌー・コーピアエラテン語: Cornū cōpiae)とは、古代ギリシア・ローマ世界において、食べ物と豊かさの象徴として用いられた角のイメージである。その起源は紀元前5世紀に遡る。コルヌ・コピア[1]コーニュコピア英語: Cornucopia)とも。 豊饒の角アマルテイアの角ギリシア語: Αμαλθείας κέρας)、収穫の円錐とも呼ばれる。コルヌコピアは、ラテン語のコルヌ(角)とコピア(豊かさ)に由来する。


  1. ^ 鶴岡真弓『ケルト再生の思想 ハロウィンからの生命循環』筑摩書房、2017年、158頁。ISBN 978-4-480-06998-6 
  2. ^ MIKALSON, JON D. (2007-02-06). “(R.) Parker Polytheism and Society at Athens. Pp. xxxii + 544, ills, maps. Oxford: Oxford University Press, 2005. Cased, £65. ISBN 978-0-19-927483-3.”. The Classical Review 57 (1): 147–150. doi:10.1017/s0009840x06003659. ISSN 0009-840X. https://doi.org/10.1017/s0009840x06003659. 
  3. ^ J. Rufus Fears (2016), Wolfgang Haase, ed., “The Cult of Virtues and Roman Imperial Ideology”, Band 17/2. Teilband Religion (Heidentum: Romische Gotterkulte, Orientalische Kulte in der romischen Welt [Forts.]) (De Gruyter): 827-949, doi:10.1515/9783110850680-007, https://doi.org/10.1515/9783110850680-007 2022年6月9日閲覧。 
  4. ^ Erika Simon (2000). “Myth and Cult. The Iconography of the Eleusinian Mysteries”. Gnomon (Verlag C.H.Beck) 72 (3): 246-249. ISSN 00171417. http://www.jstor.org/stable/40493259 2022年6月9日閲覧。.  (要購読契約)


「コルヌコピア」の続きの解説一覧


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「コルヌコピア」の関連用語

コルヌコピアのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



コルヌコピアのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
中経出版中経出版
Copyright (C) 2024 Chukei Publishing Company. All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのコルヌコピア (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS