コリオリのちからとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 学問 > 海の事典 > コリオリのちからの意味・解説 

コリオリの力(コリオリのちから)Coriolis force

転向力てんこうりょく
偏向力へんこうりょくdeflecting force

地球の自転のために、平方向に運動する物体には、北(南)半球では運動の方向に対して直角右(左)向きに、見かけ上の力が働く。この力をコリオリの力、または転向力あるいは偏向力という。その大きさFは、緯度をф、速度V地球の自転角速度をωとして、
F=2ωVsinф
与えられる。このVにかかる係数sinфを通常fで表わし、コリオリ因数と呼ぶ。

コリオリの力(コリオリのちから)

地球の自転により発生する力。詳しく専門書等を参照のこと。
風は高気圧から吹き出して低気圧吹き込む。ただし、地球自転しているためにコリオリの力が働き北半球では風は高気圧から時計回り吹き出し低気圧に向って反時計回り吹き込む。また南半球ではこの逆になる
Gaspard Coriolis (1792年生れ)と言うフランス機械技術者発見し数学的にその力を証明した事から、彼の名前をとり「コリオリの力」と呼ばれている。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「コリオリのちから」の関連用語

コリオリのちからのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



コリオリのちからのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
海洋情報研究センター海洋情報研究センター
Copyright (C) 1997-2024 Marine Information Research Center, Japan Hydrographic Association. All Right Reserved.
浜名湖パラグライダースクール浜名湖パラグライダースクール
Copyright (C) 2024 浜名湖パラグライダースクール All Rights Reserved.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS