コスモゼロ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/29 13:08 UTC 版)
コスモゼロは、アニメ「宇宙戦艦ヤマトシリーズ」に登場する架空の宇宙戦闘機である。デザイン担当は松本零士・加藤直之・宮武一貴[注 1]。以下は劇中設定。
注釈
- ^ 松本は原案デザイン、加藤が決定稿、宮武は三面図を担当。
- ^ ただし、劇中の描写ではアンテナの先端から発射したり、実体弾らしきものを撃ち出していたりと統一されていない。
- ^ 『完結編』のみ。同作では機首下面の機関砲は描写されていない。
- ^ 『新たなる旅立ち』のみ。イスカンダルのマザータウン上空の空戦で敵護衛艦に対して使用。他の作品ではいずれも増槽を2つ懸架している。ただし、増槽とミサイルはデザインがほとんど同じであるため、正確な設定は不明。
- ^ ただし、第1作第4話では原画担当者への連絡不行き届きから、コスモゼロの編隊が描かれてしまっているカットがある[3]。
- ^ ここは「上部戦闘機格納庫」と呼ばれ、ブラックタイガーなどが使用する艦内後部下方にあるものとは別のものである[4]。なお、この上方格納庫は艦橋構造物後方、第二副砲直下あたりにあり、カタパルトとは移動通路で結ばれている。
- ^ ただし、沖田と古代が「コスモゼロ」と呼んでいるシーンが存在する[5]。
- ^ 初登場シーンより。古代機だけでなく隊の全機が同様だが、実際にこの場所に全機格納するには(発進口だけで、下部にある格納庫から移動して来ている可能性もある)ヤマトが全長数キロの巨大戦艦でなければならない。
- ^ 空対地ミサイル・空対空ミサイル・空対艦ミサイルを装備可[13]。翼下にハードポイントが左右2箇所、機体上部に左右各1箇所あり、空対地ミサイルは各ハードポイントに1発ずつ最大4発、空対艦ミサイル・空対空ミサイルは3連パイロン[14]を使用し、最大12発を装備可能。
- ^ 高機動ユニットはミサイル搭載時は機体上部に装着[14]。
- ^ なお、『宇宙戦艦ヤマト2199 公式設定資料集 [EARTH]』p. 259に記載されている出渕のインタビューによると、第一格納庫には翼を折り畳まない状態でも収容可能らしいが、航空機としての面白みから折りたたんだ状態で格納されているとされる。
- ^ 玉盛が考案した設定によると、レーザーと粒子ビームの混合兵器であるとされている[24]。ビームの焦点部分が打撃エネルギーを敵に与える兵器であり、粒子ビームに当たったレーザーの散乱光によって焦点部分だけが目視できる(この部分は「打撃コブ」と称されている)[24]。そして、打撃コブの動きはビームの波によるため、光線でありながら目視では実体弾のような挙動になるとされている[24]。
- ^ ただし、垂直尾翼にも「0-5200」(零式52型0号機)と書かれている。
出典
- ^ a b c 『「宇宙戦艦ヤマト 完結編」劇場パンフレット』ウエスト・ケープ・コーポレーション、1983年、p. 11。本紙はページ番号未記載、表記は表紙から数えたもの。
- ^ “情報班資料室 コスモ・ゼロ”. 宇宙戦艦ヤマト発信!. 東北新社、バンダイネットワークス. 2008年2月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年4月9日閲覧。
- ^ 『宇宙戦艦ヤマト TV DVD-BOX 記録ファイル』p. 12。
- ^ 「宇宙艦隊図録 File01 Sheet01I 地球防衛軍 宇宙戦艦ヤマト 格納庫」『週刊宇宙戦艦ヤマト OFFICIAL FACTFILE』(デアゴスティーニ・ジャパン、2010年 - 2011年)第35号p. 5。
- ^ ひおあきら『宇宙戦艦ヤマト (2)』(メディアファクトリー〈MFコミックス〉、2009年、ISBN 978-4-8401-2949-7)p. 7。
- ^ ひおあきら『宇宙戦艦ヤマト (1)』(メディアファクトリー〈MFコミックス〉、2009年、ISBN 978-4-8401-2932-9)pp. 190-193。
- ^ ひおあきら『宇宙戦艦ヤマト (1)』(メディアファクトリー〈MFコミックス〉、2009年、ISBN 978-4-8401-2932-9)pp. 98-99。
- ^ ひおあきら『宇宙戦艦ヤマト (1)』(メディアファクトリー〈MFコミックス〉、2009年、ISBN 978-4-8401-2932-9)p. 109。
- ^ a b c d 『宇宙戦艦ヤマト 遥かなる星イスカンダル 設定資料集』pp. 052-053。
- ^ 『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち 設定資料集』p. 112。
- ^ a b c d 『宇宙戦艦ヤマト 遥かなる星イスカンダル 設定資料集』p. 052。
- ^ 『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち 設定資料集』p. 044。
- ^ a b c d e f g h i j k l 『宇宙戦艦ヤマト2199 公式設定資料集 [EARTH]』p. 104。
- ^ a b c 『宇宙戦艦ヤマト2199 公式設定資料集[EARTH]』p. 109。
- ^ 『宇宙戦艦ヤマト2199 公式設定資料集 [EARTH]』pp. 106-114, 119。
- ^ 『宇宙戦艦ヤマト2199 公式設定資料集 [EARTH]』pp. 115-118。
- ^ 『宇宙戦艦ヤマト2199 公式設定資料集 [EARTH]』pp. 105, 121。
- ^ a b c 『宇宙戦艦ヤマト2199 公式設定資料集 [EARTH]』p. 105。
- ^ a b 『グレートメカニックDX 23』(双葉社、2012年12月)p. 23。
- ^ 『グレートメカニックDX 21』(双葉社、2012年6月)p. 67。
- ^ 『宇宙戦艦ヤマト2199 公式設定資料集 [EARTH]』p. 110。
- ^ 『2199』第23話Bパートの劇中描写より。
- ^ 『宇宙戦艦ヤマト2199 公式設定資料集 [EARTH]』p. 115。
- ^ a b c 『宇宙戦艦ヤマト2199 COMPLETE WORKS-全記録集-Vol.3』(マッグガーデン、2015年、ISBN 9784800004697)p. 093。
- ^ 『宇宙戦艦ヤマト2199 公式設定資料集 [EARTH]』p. 106。
- ^ 『宇宙戦艦ヤマト2199 公式設定資料集 [EARTH]』p. 105。
- ^ 『宇宙戦艦ヤマト2199 公式設定資料集 [EARTH]』p. 264。
- ^ a b c “CHARACTER & MECHANIC 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち”. 2019年1月26日閲覧。
コスモゼロ
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ヤマト艦載機。運用の位置付けは基本、戦闘班長および編隊長機。
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コスモゼロ
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「宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち」の記事における「コスモゼロ」の解説
ヤマト艦載機で、古代の愛機。コスモタイガー隊の指揮機として活躍する。
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