コオニユリ

デジタル大辞泉

こ‐おにゆり【小鬼百^＝合】

読み方：こおにゆり

オニユリの一品種。小形のもの。《季 夏》

植物名辞典

小鬼百合

読み方：コオニユリ（ｋｏｏｎｉｙｕｒｉ）

ユリ科の多年草、園芸植物、薬用植物

学名 Lilium leichtlinii var.maximowiczii

季語・季題辞典

小鬼百合

読み方：コオニユリ（ｋｏｏｎｉｙｕｒｉ）

ユリの一種類

季節 夏

分類 植物

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コオニユリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/09/13 14:48 UTC 版)

コオニユリ（APG III）
コオニユリ
分類
界 : 植物界 Plantae 階級なし : 被子植物 Angiosperms 階級なし : 単子葉類 Monocots 目 : ユリ目 Liliales 科 : ユリ科 Liliaceae 属 : ユリ属 Lilium 種 : コオニユリ L. leichtlinii
学名
Lilium leichtliniiThunb.
英名
Maximowicz's lily

コオニユリ（小鬼百合・学名Lilium leichtlinii）とは、ユリ科ユリ属の植物。

自生地

中国東北部や朝鮮半島、ウスリーといった東アジア北部を中心に生息しており、日本では北海道から九州にかけて分布する^[1]。

特徴

草丈は70cmから150cmほどとなるユリ。葉は互生する単葉で、披針形～線状披針形となっている。花は漏斗状で、花被弁は強く反り返り、長さ6~8cm、赤橙色で内面に黒褐色の斑点がある^[1]。

見た目はオニユリとよく似ているが、オニユリよりも小型の傾向にある。また、オニユリとは違い葉の根元にむかごを付けない^[2]。

利用

鱗茎には苦みがなく、ユリ根として食用にされている^[1]。

脚注

1. ^ ^{a b c} エバーグリーン, EVERGREEN-. “コオニユリ - 植物図鑑 - エバーグリーン”. love-evergreen.com. 2023年7月18日閲覧。
2. ^ 金子三保子 (2021年7月20日). “よく似た花、オニユリ（鬼百合）とコオニユリ（小鬼百合）の見分け方”. LOVEGREEN(ラブグリーン). 2023年7月20日閲覧。