グロースドイッチュラント 部隊章
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「グロースドイッチュラント師団」の記事における「グロースドイッチュラント 部隊章」の解説
グロースドイッチュラント師団のカフタイトル(袖章) 彼らはエリート部隊の証として、独自の部隊章を用いていた。師団名の頭文字から採った“GD”の組文字の肩章用モノグラムに加え、師団名を銘した(武装SSに与えられるタイプと似たスタイルの)カフタイトルが配られた。この袖章は初期型と後期型が存在し、1939年に制定された初期型はフラクトゥールと呼ばれる書体で書かれた緑地のもので、1940年に制定された後期型はジュッターリン体と呼ばれる書体で書かれた黒地のものだった(画像参照)。訓練を終了したすべての師団要員がこの袖章をつける事を許され、親衛隊が袖章を左袖につけた事から、陸軍部隊であることを示すためグロースドイッチュラントでは右袖の袖口から15cmの場所に袖章を着けた。ただし当時の写真を見る限り必ずしも位置は正確に守られていたわけではなかった。
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