グラフモデル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/30 03:37 UTC 版)
「Cypher (問い合わせ言語)」の記事における「グラフモデル」の解説
Cypherは、データをノードとエッジ(Cypherでは「リレーションシップ」と呼ばれます)で表現するプロパティグラフモデルに基づいています。ノードとリレーションシップと言う標準の要素に加え、プロパティグラフモデルではデータのより細かいカテゴリと属性を記述するためにラベルとプロパティを追加しています。 ノードはグラフではエンティティを表します。ノードとリレーションシップはプロパティと呼ばれる属性(キーバリューペア)をいくつでも持つことができます。ノードは、さまざまな分類を表す0個以上のラベル(タグやカテゴリのようなもの)を付けることができます。リレーションシップは、2つのノードの間に意味のある有向の接続関係を作ります。1つのリレーションシップには、常に方向、開始ノード、終了ノード、および1つのリレーションシップの型があります。ノードと同様に、リレーションシップにもプロパティを設定できます。 ノードに0個以上のラベルを割り当てることにより、類似したノードをグループ化できます。ラベルは一種のタグであり、エンティティの特定の型を指定して検索または作成できます。プロパティは、文字列キーとCypherのデータ型の値で関連づけられたキーバリューペアです。Cypherのクエリは、データを作成、読み取り、更新、削除する記述と検索条件を組み合わせたノードとリレーションシップで構成されています。
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