クハ6901形奇数番号車の方向転換
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 13:50 UTC 版)
「南海6000系電車」の記事における「クハ6901形奇数番号車の方向転換」の解説
1969年に6000系の製造が終了したが、この時点での6000系はMc+T+T+Mcの編成が3本、Mc+Tc+T+Mcの編成が15本であった。1971年に高野線で6両運転を開始するにあたり、後者の編成の形では6両を組む際に効率が悪くなることからこの編成を前者の形の4両編成と2両編成に組み替えることにした。これに合わせて、増結編成を確保するためクハ6901形の奇数番号車を1970年から1973年にかけて国鉄の竜華操車場に依頼して方向転換を行った。製造当初はすべて下り方に運転台があったクハ6901形だが、この方向転換により奇数番号車は上り方、偶数番号車は下り方に運転台がある形となった。これにより、6000系はMc+T+T+Mcの編成が10本、Mc+T+Tc+Mcの編成が1本、Mc+TcとTc+Mcの編成が各7本ずつに再編された。 なお、組成変更前は以下の構成であった。 6001-6801-6819-6002 6003-6802-6820-6004 6005-6803-6821-6006 6007-6909+6804-6008 6009-6901+6805-6010 6011-6902+6806-6012 6013-6903+6807-6014 6015-6904+6808-6016 6017-6905+6809-6018 6019-6910+6810-6020 6021-6911+6811-6022 6023-6906+6812-6024 6025-6907+6813-6026 6027-6908+6814-6028 6029-6912+6815-6030 6031-6913+6816-6032 6033-6914+6817-6034 6035-6915+6818-6036
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