クハ(サハ)6410形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/09 09:04 UTC 版)
「国鉄デハ6310系電車」の記事における「クハ(サハ)6410形」の解説
デハ6310形と同系の付随車で、1915年度に鉄道院新橋工場で2両(6410, 6411)が製造されたものである。第一次世界大戦勃発により、電装品の輸入が途絶した結果誕生した付随車である。前述の新宿電車庫火災では1両(6411)が焼失し、廃車された。 製造当時は、付随車と運転台を持つ制御車の記号による区別がされていなかったため、両者共通の「ク」が冠されたが、1917年9月1日付で付随車に記号「サ」が制定されたため、残存していた1両(6410)がサハ6410形に改められた。 本形式には、1923年から1925年にかけて、山手線・中央線の昇圧にともなって両線で使用されていた50PS電動車、制御車を電装解除して編入した77両があるが、これらの詳細については、別項(国鉄サハ19形電車)で述べる。
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