キャップ交換収入より高い輸送費
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/25 04:10 UTC 版)
「エコキャップ運動」の記事における「キャップ交換収入より高い輸送費」の解説
キャップを送付先に送る輸送費も無視できない。現在の各自治体の再資源化ゴミ収集やイオン株式会社等の各企業が行っている他の輸送物とのまとめ輸送、持ち込み等の各輸送手段はほぼ費用を生じさせない。しかしエコキャップ推進協会が提供する、キャップを再生業者に発送できる「エコキャップ配送サービス」(佐川急便)を利用すると、20枚入り1,350円(1枚あたり135円)で提供されるポリプロピレンの袋を買い、1袋約6キロ(2,400個)のキャップを420円で発送することになる。キャップ6kg(2,400個)で得られる寄付金額は60円であり、この額の約9倍の金額を輸送業者と協会に支払う必要がある。 ワクチン一人分の20円のために2kg(約800個)ものキャップを集め、輸送費を払って送るという効率の悪い方法を採るよりも、輸送費を寄付した方がはるかに多くのワクチンを購入することが出来る。エコキャップ推進協会では、環境学習の目的に賛同する方にのみ輸送費を払ってまでの参加を促しており、ワクチン目的であるならば直接の寄付を勧めている。
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