ガレリウス‐の‐がいせんもん【ガレリウスの凱旋門】
ガレリウスの凱旋門
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/17 03:00 UTC 版)
ガレリウスの凱旋門(ギリシア語: Αψίδα του Γαλερίου,英語: Arch of Galerius)はギリシャのテッサロニキにある凱旋門。4世紀初頭のローマ皇帝(凱旋門建設当時は東方副帝)であったガレリウスがテッサロニキに宮殿や霊廟(ロトンダ)と共に整備した施設のひとつで、この3つの施設は凱旋門を中心として北東から南西に伸びる通り(現在のデミトリオス・ゴウナリ通)で一直線に結ばれていた。また、それらの施設の中央に位置するガレリウスの凱旋門は、皇帝の権力を象徴するものでもあった。凱旋門はレンガ造りで、表面に大理石を張り付けた構造となっており、サーサーン朝ペルシアに対する勝利を記念する浮彫で飾られていた。現在、凱旋門の一部が残存しているのみである。通例カマラ(Καμάρα/アーチ)と呼ばれる。
- 1 ガレリウスの凱旋門とは
- 2 ガレリウスの凱旋門の概要
- 3 現地へのアクセス
- ガレリウスの凱旋門のページへのリンク