カーフ・ブランディング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/01 13:48 UTC 版)
カーフ・ブランディング(Calf Branding)は、プロレス技の一種である。日本名は仔牛の焼印押し(こうしのやきいんおし)。
概要
コーナーにもたれ掛かっている相手に対してトップロープに登り、相手の頭を自分の両手で掴み、相手の後頭部に自分の右膝を押し付ける。その状態のまま前に飛び、相手の頭・顔からマットに叩きつける技。
元々はワルドー・フォン・エリックがプロシアン・バックブリーカー(ドイツ式背骨折り)として公開した技だったが、ディック・マードックがカーフ・ブランディングの名称で使用したことから、名称としては後者が定着している。
ミスター高橋曰く「プロレスで最も難易度の高い技」であり、空中の鷹が獲物を捕らえた瞬間のようなシーンを出現させるには掛けられる選手のセンスが問われるという[1]。
また、実在の人物ではないが、漫画『キン肉マン』および、その続編『キン肉マンII世』に登場するテリーマンと、その息子テリー・ザ・キッドの得意技でもある。
主な使用者
- ワルドー・フォン・エリック(プロシアン・ドロップとも呼ばれた)
- ディック・マードック(この技の著名な使い手として知られる)
- ポール・オーンドーフ
- エド・ウィスコスキー
- 渕正信
- 天山広吉
- 秋山準(エプロン部でリング下との落差を利用して放つ)
脚注
- ^ ミスター高橋『知らなきゃよかった プロレス界の残念な伝説』宝島社、2018年。ISBN 9784800289216 pp.52-53
カーフ・ブランディング(仔牛の焼印押し)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 08:46 UTC 版)
「テリーマン」の記事における「カーフ・ブランディング(仔牛の焼印押し)」の解説
背後から相手の後頭部に自分の片膝をあて、そのまま勢い良く前方に倒れこむことで相手の頭をマットに叩きつける技。初使用はアメリカ遠征編だが、その際は後述のブルドッキングヘッドロックと同型の技だった。劇場版ではフィニッシュホールドとして使用されることが多かった。また劇場版では落下ではなく、斜め下に滑空して相手の顔面を柱に激突させるバージョンも使用した。
※この「カーフ・ブランディング(仔牛の焼印押し)」の解説は、「テリーマン」の解説の一部です。
「カーフ・ブランディング(仔牛の焼印押し)」を含む「テリーマン」の記事については、「テリーマン」の概要を参照ください。
カーフ・ブランディング(子牛の焼印押し)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/11 09:33 UTC 版)
「ディック・マードック」の記事における「カーフ・ブランディング(子牛の焼印押し)」の解説
※この「カーフ・ブランディング(子牛の焼印押し)」の解説は、「ディック・マードック」の解説の一部です。
「カーフ・ブランディング(子牛の焼印押し)」を含む「ディック・マードック」の記事については、「ディック・マードック」の概要を参照ください。
カーフ・ブランディング(子牛の焼印押し)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 03:26 UTC 版)
「渕正信」の記事における「カーフ・ブランディング(子牛の焼印押し)」の解説
1985年頃より使い出し、ダイナマイト・キッドらによく仕掛けていたが、渕が「赤鬼」と異名を貰い始めた頃より派手な技を避け始めたため、封印状態になっている。
※この「カーフ・ブランディング(子牛の焼印押し)」の解説は、「渕正信」の解説の一部です。
「カーフ・ブランディング(子牛の焼印押し)」を含む「渕正信」の記事については、「渕正信」の概要を参照ください。
- カーフ・ブランディングのページへのリンク