カート・コバーン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/15 14:25 UTC 版)
カート・ドナルド・コバーン(英語: Kurt Donald Cobain, 1967年2月20日 - 1994年4月5日)は、アメリカ合衆国のシンガーソングライターである。 なお、姓について日本では「コバーン」という発音・表記が多いが、発音は「[koʊˈbeɪn]」、または「[kəˈbeɪn]」であり、「コベイン」とするほうが近い。
注釈
- ^ 後に晩年期のバロウズと対面を果たし、バロウズのポエトリーディングとカートのフィードバックギターによる競演を行った(『the "Priest" they called him』としてCD化されている)。
- ^ ブラック・フラッグ、ミリオンズ・オブ・デッド・コップス、フリッパーなどが入っていた。中でもブラック・フラッグによる「ダメージドII」、フリッパーによる「サクリファイス」に強く衝撃を受けた、と後のインタヴューで語っている。
- ^ ちなみに、このデモテープに収録されている「スパンク・スルー」は、ニルヴァーナ活動停止後に発売されたコンピレーション・アルバム『スリヴァー』に収録されている。
- ^ 後のインタビューでクリスは、この1年の空白について、自分がカートから渡されたデモテープをなかなか聴かなかったためだ、と語っている。
- ^ ニール・ヤングのアルバム『Rust Never Sleeps』で「マイ・マイ、ヘイ・ヘイ」と対になっている「ヘイ・ヘイ、マイ・マイ」の歌詞と誤解されていることがある。「ヘイ・ヘイ、マイ・マイ」は「It's better to burn out 'cause rust never sleeps(錆は決して休止しないのだから燃え尽きる方がいい)」というフレーズがあるだけであり「than to fade away」でない。日本の音楽業界ではロッキング・オン[10]や日本コロムビア[11]の記事も取り違えをしている。X JAPANのhideはソロシングル「ROCKET DIVE」で「ヘイ・ヘイ、マイ・マイ」の誤解部分(錆—)と概ね同じフレーズを歌っている。
- ^ 1991年にサウンドガーデンのライブを観た後でカートは「こんなヤツらに勝てるわけがない」と発言している。
- ^ カートの死後、ショックを受けたエディは音楽業を引退しようとも考えていた時期もあったという。ちなみにエディは『ネヴァーマインド』を「'''あのアルバムは自分にとっていまだに音楽の未来を体現してるんだ。'''」と評価している。
- ^ 実際はアクセル・ローズは元々ニルヴァーナのファンであった。また、カートが自殺する前に当時メンバーだったダフ・マッケイガンとは先に和解し、航空機の中で談話している。死後、アクセル以外のメンバー(ダフを含む)は和解している。
出典
- ^ a b c d Summers, Kim. Kurt Cobain|Biography & History - オールミュージック. 2020年5月31日閲覧。
- ^ "The Kurt Cobain Equipment F.A.Q.". kurtsequipment.com.
- ^ Halperin, Ian & Wallace, Max (1998). Who Killed Kurt Cobain?. Birch Lane Press. ISBN 1-55972-446-3
- ^ Cross, p. 7
- ^ Azerrad 1994, p. 13.
- ^ “カート・コバーンの死から20年 / シアトル警察は再調査で見つかった未発表の写真を公開”. ロケットニュース (2014年3月24日). 2015年11月29日閲覧。
- ^ ハリソン、ハンク、"Handy Dandy Dreamachine"、"Lo Times @ High Times"、Love Kills: The Assassination of Kurt Cobain (サクラメント: Arkives Press、2017)、355–366ページ。
- ^ ボレス、ドン、"Dream Weaver"、LAウィークリー、1996年7月26日-8月1日。
- ^ アレン、マーク、"Décor by Timothy Leary"、ニューヨーク・タイムズ、2005年1月20日。
- ^ “ニール・ヤング、カート・コバーンの遺書に歌詞を引用されたのには打ちのめされたと語る”. rockinon.com. (2012年9月28日)
- ^ “スーパースター列伝 第1回 ニール・ヤング”. 日本コロムビア オフィシャルサイト
- ^ “デイヴ・グロール、カート・コバーンが亡くなった翌日の心境を振り返る”. RO69(アールオーロック) (2013年10月2日). 2013年10月9日閲覧。
- ^ “カート・コバーンの死亡現場に残された遺品を警察が新たに公開”. RO69(アールオーロック) (2014年3月24日). 2015年11月29日閲覧。
- ^ “カート・コバーンの自殺現場の写真公開を求めていた男の訴えが棄却処分に”. RO69(アールオーロック) (2015年8月5日). 2015年11月29日閲覧。
- ^ “シアトル警察、カート・コバーンが自らを撃った銃を公開”. BARKS (2016年3月19日). 2016年3月19日閲覧。
- ^ “The inside story of how Cobain's journals went public”. web.archive.org (2002年11月15日). 2023年11月20日閲覧。
- ^ Various Authors (2013), ORIGINAL PAPERS. OCTOBER, 1835, Cambridge Library Collection - The Nautical Magazine, Cambridge: Cambridge University Press, pp. 577-640, doi:10.1017/CBO9781139410434.010(要購読契約)
- ^ a b c “Wayback Machine”. web.archive.org (2019年4月1日). 2022年12月7日閲覧。
- ^ Cobain, Kurt (2002). Journals. New York: Riverhead Books. ISBN 1-57322-232-1. OCLC 50333745
- ^ Jones, Ruth Lorraine, (born 23 April 1962), MP (Lab) Newport West, since April 2019, Oxford University Press, (2019-12-01) 2022年12月7日閲覧。
- ^ カート・コバーンとエディ・ヴェダー(Pearl Jam)の対立 Nihilism Vol.3 2008年10月20日
- ^ 今日のFB写真:カート・コバーン×エディ・ヴェダー RO69(アールオーロック) 2013年9月10日
- ^ DVD「All Apologies」のインタビューで
- ^ https://www.ranker.com/list/kurt-cobain-murder
- ^ “カート・コバーンが破壊したギター、競売へ”. AFP (2023年5月4日). 2023年5月4日閲覧。
- ^ “亡き伝説的歌手が破壊したエレキギター8000万円超で落札!再び組み直された遺品 NYでオークション”. よろず~ニュース (2023年5月23日). 2023年5月23日閲覧。
- ^ “Kurt Cobain's Tech 21 SansAmp Classic”. https://equipboard.com/. Equipboard Inc.. 2020年9月3日閲覧。
- ^ a b “Kurt Cobain's Tech 21 SansAmp Classic”. https://equipboard.com/. Equipboard Inc.. 2020年9月3日閲覧。
- 1 カート・コバーンとは
- 2 カート・コバーンの概要
- 3 経歴
- 4 人物
- 5 陰謀論/他殺説
- 6 書籍
- 7 ディスコグラフィ
- 8 脚注
カート・コバーン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/15 01:25 UTC 版)
「ノエル・ギャラガー」の記事における「カート・コバーン」の解説
ネガティブで悲観的と正反対の音楽性だが、自身に通じる悲惨な生い立ちや、同い年であり左利きの碧眼、無類のビートルズ好きであったことから、ノエルは常にカートに親近感を抱いており、彼に会ってみたかったと語っている。また、生きていれば今頃はアメリカのジョン・レノンになっていただろうとも語っている。
※この「カート・コバーン」の解説は、「ノエル・ギャラガー」の解説の一部です。
「カート・コバーン」を含む「ノエル・ギャラガー」の記事については、「ノエル・ギャラガー」の概要を参照ください。
カート・コバーン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 23:19 UTC 版)
「SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん」の記事における「カート・コバーン」の解説
27歳で自殺したニルヴァーナのフロントマン。作中では内気でシャイな性格として描かれる。
※この「カート・コバーン」の解説は、「SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん」の解説の一部です。
「カート・コバーン」を含む「SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん」の記事については、「SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん」の概要を参照ください。
固有名詞の分類
- カート・コバーンのページへのリンク