カレリアンピーラッカ
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カルヤランピーラッカ(フィンランド語: karjalanpiirakka(カルヤランピーラッカ))は、ライ麦粉と小麦粉の生地にライスプディング(ミルク粥)やオーラリィニプーロ(大麦で作ったプディング)、マッシュポテトを乗せて焼き上げたフィンランドのパイ料理である。元々はカレリア地方の伝統料理で、継続戦争による避難民によって伝来した。“ピーラッカ”は南カレリアの方言で“パイ”を意味する。北カレリアでは“カレリアンピーラス”(karjalanpiiras)と呼ばれている。カレリアでは“カリッタ”(kalitta)と呼ばれ、オロネッツ・カレリアでは“シパイニィック” (šipainiekku)、ロシアでは“カレルスキー・ピローク”(Карельские пирожки)、スウェーデンでは“カレルスカ・ピローガ”(karelska piroger)と呼ばれている。日本では“カレリア・パイ”とも呼ばれている。現在、カレリアンピーラッカはフィンランド全域やロシア北部、エストニアなどで食べられている。
- ^ “EU Profile-Karjalanpiirakka”. 2009年6月7日閲覧。
- 1 カレリアンピーラッカとは
- 2 カレリアンピーラッカの概要
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