カダンパの意味
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/12 06:10 UTC 版)
「ニュー・カダンパ・トラディション」の記事における「カダンパの意味」の解説
1991年に、ゲシェ・ケルサン・ギャツォがこの団体を立ち上げるにあたり新しく選定した名称「ニュー・カダンパ」のカダンパ(カダム派)とは、11世紀のアティーシャが興し、14世紀のツォンカパが改革した、現代ではゲルク派と呼ばれる伝統のことを言う。 「カダンパ」の「カ」とは「言葉」すなわちブッダの教えを意味し、「ダム」はアティーシャのラムリムの教えを意味するといわれる。「パ」は派または伝統を意味する。この3つを統合して、カダンパとは「ブッダの教えのすべてを、ラムリムの教えに沿い修練する者たち」とされている。これは、カダム派仏教の修練者がブッダの教えの全てを、自分に与えられた実行すべき勧告として引き受けることを意味する。 NKT-IKBUの修練者たちは、自らを「カダム派仏徒」と呼ぶ。同様に道場と寺院を、それぞれ「カダム派仏教センター」「カダム派寺院」と呼ぶ。
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