カタリベ

デジタル大辞泉

かたり‐べ【語^▽部】

読み方：かたりべ

１ 古代、古伝承を語り伝え、公式の場で奏した部。平安時代には践祚(せんそ)大嘗祭(だいじょうさい)のとき、美濃・丹波・丹後・但馬(たじま)・因幡(いなば)・出雲・淡路の7か国から召されて古詞を奏した。かたらいべ。

２ ある物事を後の代に語り伝える人。「戦争の—」

歴史民俗用語辞典

語部

読み方：カタリベ（ｋａｔａｒｉｂｅ），　カタライベ（ｋａｔａｒａｉｂｅ）

大嘗祭のとき諸国から招致、古詞を奏でさせた者。

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カタリベ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/02/14 15:30 UTC 版)

『カタリベ』は、石川雅之による日本の歴史漫画作品。南北朝時代の西日本の海を舞台に、倭寇や水軍の戦いを描いている。『ヤングマガジン増刊赤BUTA』（講談社）にて、1998年から1999年にかけて連載された。全13回。2006年にリイド社から単行本全1巻が出版され、2012年には少年画報社から「新装版」が刊行されている。