カシマスタジアムとは? わかりやすく解説

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かしま‐サッカースタジアム【カシマサッカースタジアム】

読み方:かしまさっかーすたじあむ

茨城県鹿嶋市にあるサッカー専用スタジアム平成5年1993完成平成13年2001)にスタンド席の増築をはじめ大規模な改修が行われ、収容人数1万5000人から約4万人拡張された。一般向けのトレーニング施設サッカー展示施設など併設するJリーグ鹿島アントラーズのホームスタジアム。県立カシマサッカースタジアム。

カシマサッカースタジアムの画像

茨城県立カシマサッカースタジアム

(カシマスタジアム から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/05 16:20 UTC 版)

茨城県立カシマサッカースタジアム(いばらきけんりつカシマサッカースタジアム)は、茨城県鹿嶋市にあるサッカー専用スタジアム。日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟する鹿島アントラーズがホームスタジアムとして使用している。施設は茨城県が所有し、株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー(鹿島アントラーズ運営会社)が指定管理者として運営管理を行っている。


注釈

  1. ^ 2001年増築改修当時の収容人数。
  2. ^ なお、鹿嶋市内にはもう一体のジーコ像(ショッピングセンターチェリオ内のジーコ広場内)が存在する。
  3. ^ 1999年1stステージと2000年2ndステージ後半、チャンピオンシップは国立霞ヶ丘競技場陸上競技場をメインとして、茨城県外で主催試合を開催。これは当時茨城県内にJリーグ基準を満たしたスタジアムがカシマ以外なかったため(笠松陸上競技場は改修工事中)による。基本的には国立競技場で主催試合が開催されたが、1999年は石川県西部緑地公園陸上競技場富山県総合運動公園陸上競技場で1試合ずつ、2000年は富山県総合運動公園陸上競技場、テクノポート福井スタジアム鳥取市営サッカー場で1試合ずつ開催された。
  4. ^ なお、鹿島アントラーズは準決勝に進出したが、準決勝第2試合では仙台スタジアムで主催試合が開催された。
  5. ^ 県・鹿島FC・鹿島サポーター代表など関係者らによる完成披露宴が2004年4月4日に行われ、一般公開は2日後の4月6日から[30]
  6. ^ 旧スタジアム比で、観客席が約2.9倍、延べ床面積が約3.8倍の規模になる。
  7. ^ 女性用は287個と旧スタジアム(57個)よりも大幅に増加されている[38]
  8. ^ 2001年増築時に設置。
  9. ^ ゴール裏の2台は据え置き型だが、応援席最前列は固定式。1994年-1998年はこの箇所は直接固定貼り付け型の看板・横断幕の設置スペースだった。
  10. ^ 検討委員会が提示した最終報告書では、スタジアム改修案では248億円、スタジアム新設案では約300億円と必要な建設コストを試算しており、新設では最大50億円程高くなる見込みとした[46]
  11. ^ 1998年から2001年までの増築工事期間中も、Jリーグの試合が全部で19試合開催されている[38]
  12. ^ 2層式スタンドの座席数内訳は、1階22,750席、2階19,056席[37]
  13. ^ 一旦撤去した照明設備を2階席各コーナー付近に移設する形で仮設の照明塔として使用。このため当該箇所の客席が閉鎖された。
  14. ^ ワールドカップ関連道路として、国土交通省と茨城県、鹿嶋市が進めた主なアクセス道路整備は、国道51号鹿嶋バイパス(以下、鹿嶋バイパス)・国道124号鹿島バイパスの国道2路線を軸に、茨城県道101号潮来佐原線潮来インターチェンジ - 国道51号・洲崎交差点間〉・茨城県道242号大洋鹿島線〈鹿嶋バイパス・鹿嶋消防署南交差点 - 鹿島サッカースタジアム駅前間〉・茨城県道255号鹿島港線〈鹿嶋バイパス・スタジアム北交差点 - 鹿嶋市下津間〉の県道3区間および、市道スタジアムはまなす線〈鹿嶋バイパス・スタジアム北交差点 - 鹿嶋市小山〉・市道駅北神向寺線〈鹿嶋バイパス・神向寺交差点 - 鹿嶋市厨〉の鹿嶋市道2区間を合わせた計7区間[66]

出典

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  25. ^ 「カシマ『世界』に熱狂・アルゼンチン快勝」2002 FIFA WORLD CUP『茨城新聞』、2002年6月3日付日刊、B版、1面。
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  27. ^ 「興奮絶頂 カシマ有終・イタリア、波乱の逆転負け」2002 FIFA WORLD CUP『茨城新聞』、2001年6月9日付日刊、B版、1面。
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