オレンジとレモンとは? わかりやすく解説

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オレンジとレモン

作者ベッシー・ヘッド

収載図書優しさと力の物語
出版社スリーエーネットワーク
刊行年月1996.3
シリーズ名アフリカ文学叢書


オレンジとレモン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/28 23:25 UTC 版)

オレンジとレモン(原題:Oranges and Lemons)は、イギリスを中心とした英語圏の童謡であるマザー・グースの1篇で、「ロンドン橋落ちた」のように2人がアーチを作りその下を他の子供がくぐり抜ける遊び唄。


  1. ^ セント・クレメントの鐘の教会として、ロンドン橋のたもとにあるイーストチープ (Eastcheap) のセント・クレメント教会と、ストランド (Strand) のセント・クレメント・デーンズ教会がそれぞれ名乗りを上げている。
  2. ^ セント・マーチン教会の候補の1つとして、トラファルガー広場の東北の角に面しているセント・マーチン・イン・ザ・フィールド (St.Martin-in-the-Fields) 教会が挙げられている。
  3. ^ オールド・ベイリーは中央刑事裁判所の通称。中央刑事裁判所には鐘はなく、道路を挟んだ反対側にあるセント・セパルカー教会の鐘のようである。
  4. ^ ショーディッチ教会は、シティの外側にあるショーディッチ地区の教会。
  5. ^ ステプニー教会は現存せず、現在はセント・ダンスタンズ教会となっている。
  6. ^ ボウ教会の正式名称は、セント・メアリー・ル・ボウ (St.Mary-le-Bow) 教会。
  1. ^ 鳥山淳子著『もっと知りたいマザーグース』(スクリーンプレイ、2002年)参照。
  2. ^ 鷲津名都江著『英国への招待 マザー・グースをたずねて』(筑摩書房、1996年)には、イギリスでは「ロンドン橋落ちる」以上に親しまれているマザー・グースであると記されている。
  3. ^ 藤野紀男著『名作マザーグース70選』(三友社出版、1989年)には、ロンドン旧市街の内と近郊の教会の鐘の唄であるため、アメリカの子供たちにはあまり好かれていないようだと記されている。
  4. ^ フレドリック・ブラウン著『手斧が首を切りにきた』(1950年)の中で、わが国(アメリカ)ではあまり広く知られていないと登場人物が語っている(主人公は、イギリス人のおじからこの童謡を教わったと説明している)。
  5. ^ 矢野文雄(藤野紀男の別名義)著『殺(や)られるのはいつもコック・ロビン』(日本英語教育協会、1983年)には「もともとは(中略)……14の教会の鐘が出てくる……ものだった」、鳥山淳子著『もっと知りたいマザーグース』にも「多いところでは14の鐘が歌い込まれたものもある」と記されており、北原白秋訳『まざあ・ぐうす』に所収の「セント・クレメンツの鐘」(『まざあ・ぐうす』に所収の「オレンジとレモン」の唄の訳題)にも14の鐘が登場しているが、鷲津名都江監修・文『マザー・グースをくちずさんで 英国童謡散歩』(求龍堂、1995年)には「『オレンジとレモン Oranges & Lemons』にうたわれた16の教会の鐘」のページに16の鐘が出てくる唄が掲載されている。
  6. ^ フレドリック・ブラウン著『手斧が首を切りにきた』(1950年)の中で、主人公が教わった童謡の1節として「やかんにおなべ、とセント・アンの鐘がいいました」と記されているが、セント・アンの鐘の節は16の鐘が登場する唄と14の鐘が登場する唄にはあるが、一般的な6つの鐘が登場する唄にはない。
  7. ^ ここでの日本語訳は、萩尾望都著「ピカデリー7時」や鳥山淳子著『もっと知りたいマザーグース』、藤野紀男著『図説 マザーグース』(河出書房新社、2007年)などを参考に、記事作成者が行ったものである。
  8. ^ ファージングはイギリスの旧硬貨。
  9. ^ 鷲津名都江著『ようこそ「マザーグース」の世界へ』(NHK出版、2007年)参照。


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