エオルの誓い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/13 05:19 UTC 版)
12. キリオン(Cirion) 2567年 13. ハルラス(Hallas) 2605年 14. フーリン2世(Húrin II) 2628年 15. ベレクソール1世(Belecthor I) 2655年 16. オロドレス(Orodreth) 2685年 17. エクセリオン1世(Ecthelion I) 2698年 18. エガルモス(Egalmoth) 2743年 キリオンの長い治世の間にゴンドールの敵はますます勢力を強め、南方の沿岸は海賊によって荒らされ続けた。だがより深刻な脅威は北方のロヴァニオンのバルホスだった。かれらは2510年に大河アンドゥインを渡り、一気に攻勢をかけてきた。迎撃に出たゴンドール兵がバルホスと霧ふり山脈から出現したオークの挟み撃ちに遭い、銀筋川と白光川の間のケレブラントの野に追い詰められようとしたその時、遠く北のエオセオドの国から青年王エオル率いる軍勢が駆けつけた。キリオンが援軍を求めて送った6人の使者のうち、ボロンディアだけが生き残ってかれらの元へたどり着いていたのである。 エオセオドの援軍によってケレブラントの野の合戦は勝利に終わり、ゴンドールは窮地を逃れた。3か月後、キリオンは息子ハルラスやドル・アムロスの大公らを連れ、エレンディルの墓がある聖地アモン・アンワルにエオルを招くと、その場でかれの一族にカレナルゾンの地を割譲することを宣言した。それに対してエオルは、ゴンドールの危機に際し必ず駆けつけるという友好の誓いを立てた。 こうしてローハンの国が誕生し、ゴンドールの心強い味方となった。
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