ウリジン二リン酸グルクロン酸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/05 13:57 UTC 版)
ウリジン二リン酸グルクロン酸(ウリジンにリンさんグルクロンさん、英: Uridine diphosphate glucuronic acid、UDP-グルクロン酸、英: UDP glucuronic acid)は、ウリジン二リン酸 (UDP) にグルクロン酸がグリコシド結合した化合物。糖ヌクレオチドの一種で、多糖の合成に使われる。また、アスコルビン酸の生合成の中間生成物である(サル目とテンジクネズミを除く)。 NAD+を補因子としてUDP-グルコース-6-デヒドロゲナーゼ(EC 1.1.1.22)によってUDP-グルコースから生合成される。この物質は、グルクロン酸転移酵素反応におけるグルクロノシル基(グルクロン酸)の供給元である。
- 1 ウリジン二リン酸グルクロン酸とは
- 2 ウリジン二リン酸グルクロン酸の概要
固有名詞の分類
補酵素 | リボフラビン ビオプテリン ウリジン二リン酸グルクロン酸 2-メチルアセトアセチルCoA 5-ホルムイミノテトラヒドロ葉酸 |
配糖体 | 5-ブロモ-4-クロロ-3-インドリル-β-D-ガラクトピラノシド ロドストレプトマイシン ウリジン二リン酸グルクロン酸 シニグリン ジギトニン |
ヌクレオチド | アデノシン-3'',5''-ビスリン酸 環状アデノシン二リン酸リボース ウリジン二リン酸グルクロン酸 環状アデノシン一リン酸 イノシン酸 |
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