【インテグラルタンク】(いんてぐらるたんく)
Integral Tank
航空機の主翼や尾翼などをそのまま水密構造にして燃料タンクにしたもの。
翼の外板をはさんで内側が燃料になるため、燃料搭載量を増やすことができる反面、自動消火装置などの防弾装備を施すことが難しくなる。旧日本海軍の一式陸上攻撃機が有名。
インテグラルタンク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/25 04:57 UTC 版)
インテグラルタンクは、航空機における燃料タンクの形式のひとつである。wet wingともいう[1]。主翼や胴体内の一部をシーラントにより水密として、構造部材そのものを燃料タンクとして利用するもの。別個のタンクを必要としないので機体重量を軽減でき、構造部材内に大量の燃料を積載できるため長距離飛行機向きであり、現代の多くの機体が採用している。
- ^ Crane, Dale: Dictionary of Aeronautical Terms, third edition, page 557. Aviation Supplies & Academics, 1997. ISBN 1-56027-287-2
- 1 インテグラルタンクとは
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