イブン・ハルドゥーンとは? わかりやすく解説

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イブン‐ハルドゥーン【Ibn Khaldūn】

読み方:いぶんはるどぅーん

13321406アラブ歴史家歴史哲学者チュニジア生まれ。その著「歴史序説」は、文明興隆発展衰退過程明らかにした独特の歴史観で有名。


イブン・ハルドゥーン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/25 13:33 UTC 版)

イブン・ハルドゥーン[注釈 1]アラビア語: ابن خلدون‎, 転写:Ibn Khaldūn, 発音:イブン・ハルドゥーン, 英語: Ibn Khaldun, 1332年5月27日 - 1406年3月17日[2])は、中世イスラーム世界を代表する歴史家思想家政治家。イスラーム世界最大の学者とも呼ばれる[3]


注釈

  1. ^ 全名はワリー・アッ=ディーン・アブー・ザイド・アブドゥッラフマーン・イブン・ムハンマド・イブン・ムハンマド・イブン・アル=ハサン・イブン・ジャービル・イブン・ムハンマド・イブン・イブラーヒーム・イブン・アブドゥッラフマーン・イブン・ハーリド(ハルドゥーン)・アル=ハドラミー(ولي الدين أبو زيد عبد الرحمن بن محمد بن محمد بن الحسن بن جابر بن محمد بن إبراهيم بن عبد الرحمن بن خالد (خلدون) الحضرمي)。
  2. ^ 公文書の決まった場所に特定のフレーズを大きく特殊な書体で記す官職である。(森本『イブン=ハルドゥーン』(講談社学術文庫)、82頁)
  3. ^ 後に冒頭の序論と第1部である「歴史序説」が独立した書物として広く読まれた。

出典

  1. ^ a b 森本『イブン=ハルドゥーン』(講談社学術文庫)、195頁
  2. ^ Ibn Khaldūn Muslim historian Encyclopædia Britannica
  3. ^ 私市編『アルジェリアを知るための62章』明石書店 2009、 72頁
  4. ^ 森本『イブン=ハルドゥーン』(講談社学術文庫)、73頁
  5. ^ 森本『イブン=ハルドゥーン』(講談社学術文庫)、75頁
  6. ^ a b 森本『イブン=ハルドゥーン』(講談社学術文庫)、76頁
  7. ^ 森本『イブン=ハルドゥーン』(講談社学術文庫)、79-80頁
  8. ^ 森本『イブン=ハルドゥーン』(講談社学術文庫)、80頁
  9. ^ a b 森本『イブン=ハルドゥーン』(講談社学術文庫)、83頁
  10. ^ 森本『イブン=ハルドゥーン』(講談社学術文庫)、83-84頁
  11. ^ a b 森本『イブン=ハルドゥーン』(講談社学術文庫)、84頁
  12. ^ 森本『イブン=ハルドゥーン』(講談社学術文庫)、84-85頁
  13. ^ 森本『イブン=ハルドゥーン』(講談社学術文庫)、87-88頁
  14. ^ 森本『イブン=ハルドゥーン』(講談社学術文庫)、88-89頁
  15. ^ 森本『イブン=ハルドゥーン』(講談社学術文庫)、89頁
  16. ^ a b 森本『イブン=ハルドゥーン』(講談社学術文庫)、90頁
  17. ^ 森本『イブン=ハルドゥーン』(講談社学術文庫)、92頁
  18. ^ 森本『イブン=ハルドゥーン』(講談社学術文庫)、92-93頁
  19. ^ a b 森本『イブン=ハルドゥーン』(講談社学術文庫)、93頁
  20. ^ a b 森本『イブン=ハルドゥーン』(講談社学術文庫)、94頁
  21. ^ 森本『イブン=ハルドゥーン』(講談社学術文庫)、94-95頁
  22. ^ 森本『イブン=ハルドゥーン』(講談社学術文庫)、95頁
  23. ^ 私市編『アルジェリアを知るための62章』明石書店 2009、 p.72
  24. ^ アーノルド・J・トインビー 『歴史の研究』6巻 154頁
  25. ^ G・サートン 『古代中世科学文化史』5巻 395頁
  26. ^ 森本『イブン=ハルドゥーン』(講談社学術文庫)、200頁


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イブン・ハルドゥーン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/11 03:37 UTC 版)

アブバカリ2世」の記事における「イブン・ハルドゥーン」の解説

マグリブ歴史家であり思想家であったイブン・ハルドゥーン(1332-1406)は、その世界史論において、北アフリカ西アフリカイスラーム教徒について非常に詳細な内容書き残している。マリ帝国に関しては、13世紀勃興からマンサ・ムーサに至るまでの系譜示している。 このサークーラ( Sāra )を継いだ支配者は、スルターン・マーッリー・ジャータの孫、クー )である。そしてクーの後は、彼の息子、ムハンマド・ブン・クーが継いだムハンマドののち、王統は、マーッリー・ジャータの系統から、彼の弟、アブー・バクル系統へと移った。このアブー・バクルとは、マーンサー・ムーサー・ブン・アブー・バクルの名前において言及されるアブー・バクルその人である。 —イブン・ハルドゥーン、『イバルの書文中の「マーッリー・ジャータ」はマリ帝国始祖スンジャタ・ケイタのことである。このテキストによれば、スンジャタの孫の王権ケイタ氏族出身者一人ムーサ)へ移ったが、広大な帝国築き上げたムーサ自身はスンジャタの直系子孫ではなく、スンジャタの弟のアブー・バクルの子であったという。また、アブー・バクル自身マリ支配者ではなかったことも明らかである。ところが、このアブー・バクルマンサ一人あり、かつ、ムーサと血のつながった父であると誤解されるようになった。なぜなら、マリにおいて王権は父から子へと受け継がれるものとずっと言われてきたからである。

※この「イブン・ハルドゥーン」の解説は、「アブバカリ2世」の解説の一部です。
「イブン・ハルドゥーン」を含む「アブバカリ2世」の記事については、「アブバカリ2世」の概要を参照ください。

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