イタリアの歌とは? わかりやすく解説

イタリアの歌

作者川端康成

収載図書夕映え少女
出版社新風舎
刊行年月2006.6
シリーズ名新風舎文庫


イタリアの歌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/10 05:41 UTC 版)

夕映少女」の記事における「イタリアの歌」の解説

1936年昭和11年)、雑誌改造1月号(第18巻第1号)に掲載1937年昭和12年6月12日創元社より刊行の『雪国』に初収録。 ある大学実験室アルコール引火爆発により、35歳鳥居博士戦争医学者)と、恋人の女助手咲子大火傷負い致命傷負った博士が死ぬまでの病院内風景描いた短編小説片足だけの火傷済んだ咲子は、恋人博士死んだ時もあまり感情を表わさないでいるが、最後になんとはなしに『家なき子』の『イタリアの歌』を歌ひ始めた」(『イタリアの歌』)咲子が涙を流すラストシーン印象的で、「心の内激情秘める女の心理が、怖いようにつっぱねたかたち」で描かれていると巌谷大四解説している。

※この「イタリアの歌」の解説は、「夕映少女」の解説の一部です。
「イタリアの歌」を含む「夕映少女」の記事については、「夕映少女」の概要を参照ください。

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