アルビジアとは? わかりやすく解説

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アルビチア【(ラテン)Albizia】

読み方:あるびちあ

マメ科ネムノキ属の高木、または低木木材家畜飼料観賞などに利用される有用植物が多い。アルビジア。


アルビジア


モルッカ諸島から太平洋諸島原生地とされていますが、成長が非常に早いため熱帯早成樹種一つとして注目されるようになりました。とくに、熱帯アジアから太平洋地域にかけての国々おこなわれている造林プロジェクトで、植栽されています。

木材
一般に心材と辺材の色の差はあまりなく、淡黄白色で、ときに、心材の色が濃く、かなり桃色をおびていることがあります。肌目は粗いです。気乾比重は0.23~0.49で、南洋材のうちでは、軽く軟らかい木材代表的なもの一ついえます保存性は非常に低くヒラタキクイムシの害を受け易いです切削などの加工性よいですが、仕上がり面はあまりよくありません。軽く軟らかいので、そのこと利用した家具などの芯材としたり、合板芯材などに使われています。ナンヨウギリという商品名聞いたことのある人もあると思いますが、この木のことです。しかし、日本キリとは軽く軟らかいという点以外は似ていない木材いえます

用途
軽軟ではあっても、保存性不必要な用途使われます。種々の製品芯材マッチ軸木包装、箱、合板などがあります



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