アルクマイオーンと悲劇
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 09:48 UTC 版)
「アルクマイオーン」の記事における「アルクマイオーンと悲劇」の解説
三大悲劇詩人はいずれもアルクマイオーンを題材とした悲劇を作った。アイスキュロスは『エピゴノイ』、ソポクレースは『アルクメオーン』、『エピゴノイ』、『エリピューレー』、エウリーピデースは『プソーピスのアルクメオーン』、『コリントスのアルクメオーン』といった作品があったことが知られているが、いずれも散逸している。現存する神話から、その内容がうかがえるのはエウリーピデースの2作品で、『プソーピスのアルクメオーン』はアルクマイオーンのエリピューレー殺害からアケローオスの娘カリロエーとの結婚、そしてアルクマイオーンの死と子供たちの復讐の物語が扱われていたと考えられている(本項の節、エリピューレーの殺害)。また『コリントスのアルクメオーン』はアポロドーロスにエウリーピデースの悲劇に由来している物語が述べられている(本項の節、エウリーピデースの異説)。
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