アドレスライン20(A20)制御
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/23 17:44 UTC 版)
「DOSエクステンダ」の記事における「アドレスライン20(A20)制御」の解説
80286や上位互換のCPUを搭載したPC/AT互換機やPC-9800シリーズでは、8086/88を搭載した旧機種との互換性を取るために、起動直後はCPU周辺の回路によって外部に出力するアドレスライン20(A20)を強制的に0にしているが、プロテクトメモリを利用するためには、このアドレスライン20をCPUから出力されるアドレスに切り換える(A20オン)制御を行わなくてはならない。しかし、A20をオンにするためのI/Oポートアドレス等は機種によって異なるので、DOSエクステンダに限らずプロテクトメモリを利用するソフトウェアは基本的に機種依存することになる。
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