輪踊り(わおどり)
盆踊りの一般的形態。踊り手が輪をつくってまわりながら踊るもので、ふつう盆踊りというと輪踊りのイメージである。
まわる方向は、時計回りの場合も、反時計回りの場合もある。同じ地域で両方混在しているケース(郡上踊りなど)もあり、方向にさほど重要な意味があるとは思えない。
盆踊りの形態としては、よく「行列型」「行進型」と対比して使われる。一方向へ進んで戻ってこない阿波踊りやおわら風の盆は典型的な「行進型」と考えられる。しかし、同じように町方の路地で踊られるため「行進型」とされている盆踊りの多くは、道路の端で折り返してまわってくるため、実は路地で踊られる「輪踊り」に過ぎないこともある。
輪踊りの中心に意味を見いだす説もある。
かつて風流踊りでは、輪踊りの中心に「中踊り」があり、霊の依り代となる笠や造り物が位置した。その後音頭が中心に立つようになっても、臼や笠などの依り代が併置されることが多かった。現在は音頭や囃子の乗る「踊り櫓」が位置することが多く、宗教的意味合いは薄れている。
まわる方向は、時計回りの場合も、反時計回りの場合もある。同じ地域で両方混在しているケース(郡上踊りなど)もあり、方向にさほど重要な意味があるとは思えない。
盆踊りの形態としては、よく「行列型」「行進型」と対比して使われる。一方向へ進んで戻ってこない阿波踊りやおわら風の盆は典型的な「行進型」と考えられる。しかし、同じように町方の路地で踊られるため「行進型」とされている盆踊りの多くは、道路の端で折り返してまわってくるため、実は路地で踊られる「輪踊り」に過ぎないこともある。
輪踊りの中心に意味を見いだす説もある。
かつて風流踊りでは、輪踊りの中心に「中踊り」があり、霊の依り代となる笠や造り物が位置した。その後音頭が中心に立つようになっても、臼や笠などの依り代が併置されることが多かった。現在は音頭や囃子の乗る「踊り櫓」が位置することが多く、宗教的意味合いは薄れている。
- 輪踊りのページへのリンク