まじんのいないまほうのランプ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/11 23:12 UTC 版)
「ドラえもんのひみつ道具 (ま)」の記事における「まじんのいないまほうのランプ」の解説
まじんのいないまほうのランプは、「まじんのいないまほうのランプ」(てんとう虫コミックススペシャル『ドラえもんカラー作品集』第3巻に収録)に登場する。 『千夜一夜物語』に登場する魔法のランプを模した道具。名前のとおり、普段は「魔神」は入っておらず、これを持って人の名前を呼ぶと、その人物がランプの中に吸い込まれる(名前を呼ぶ時はある程度融通が利き、その人の本名でなくともあだ名や役職などでも吸い込められる)。その後でランプをこすると、中に入った人が魔神の姿となって現れ(頭にターバンを巻き、下半身が煙状となって宙に浮いている)、命令すれば何でも受けてくれるようになる。中に入った人は、誰かにランプをこすられない限り、ランプの中から出ることはできない。自分を向けて名前を言うといった本人が吸い込まれる。 魔神となっている間は本人の意思は麻痺しており、呼び出した者の言うがままになるが、魔神となっていた時の記憶は残るので、元に戻った時にランプの持ち主とトラブルが発生する恐れがある。命令をこなすと、魔神の姿から元に戻る。伝承通りに3つの願いを聞く必要はなく、魔神になった人は命令を最低1つ以上こなすことで元に戻れる。 テレビアニメ第2作第2期ではランプの中は超空間となっており、吸い込まれた人間は再び外に出されるまで本人の意思は失わないとされている。
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